職業差別はやめましょうね

女性に首輪を付けて監禁していた男、小林泰剛容疑者に関する報道には驚かされるばかりです。

自宅に1000本のエロゲー保有していたそうですが、この世にそんなにエロゲーが売ってるものなのか、というのが既に驚き。

前に逮捕されてから3年ちょっとでそんなに揃えるためには、ゲーム屋さんの棚を指差して
「ここからここまで全部下さい」とかやらないと無理だと思います。お金持ちはいいですねぇ。

それに、1本のゲームをクリアするのに最低10時間かかるとして、1000本クリアするためには一日16時間プレイしても1年8ヶ月はかかる計算になります。
その上、チャットでネカマをやったりして被害者を物色したりしてるわけですからね。いったいどんな生活をしていたんでしょうか。いつ寝てたんだ、シャブでもやってたのか?


まぁ今回の事件でさらにエロゲーへの風当たりは強くなるでしょう。特に鬼畜ゲーのメーカーの社員への暴行などが心配されるところです(笑)
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/shakai/20050511/e20050511009.html
↑こちらは笑い事ではありませんが。



そもそも、こういうゲームが出るのはそういう欲望を持つ人がいるからなわけで、内容を規制したからといって犯罪を抑止することにはつながらないと思いますけどね。
表現の自由を守ることによる利益は、規制によって生まれる(と仮定される)利益を常に上回る」
という原則を忘れてほしくないです。


といっても、女の子を凌辱するというプレイ内容はともかくとして、その凌辱を行う男の側に目を向けると「ちょっとコレは・・・」というものがあります。

遺作 Respect 総集編 [DVD]

遺作 Respect 総集編 [DVD]

この作品は、高校の用務員のおじさんが女の子を凌辱&男の子をボコボコにするというもの。ヒットしたので、アニメにもなってさらに総集編まで出ています。
燃える!お兄さん」が回収になったときとの類似が指摘されていますが、こちらはあまり問題にはなっていないようです。

それから、こんなのもあります。

警備員 [DVD]

警備員 [DVD]

主人公はデパートの保安警備員。防犯カメラで女性が万引きをする瞬間を捕らえ、口止め料として凌辱を行うというもの。
・・・個人的なことですが、このゲームについて知った当時警備会社に務めてまして、よっぽど全国警備業協会(そういう組合がある)にチクろうかと思ったものでした。



規制しろとはいいませんので、メーカーの皆さん、もうちょっと配慮をお願いします。