グルメ漫画の最高峰

来週土曜、塩釜市みうらじゅん&久住昌之トークショーというイベントがあります。イナカでこんなんやって客が来んのかね、と思いつつ応募ハガキを出したら、「当選しました」と返信が来ました。見ると「整理番号291・292」とあります。けっこう人気あるのね。

みうら氏を生で見るのは、一昨年の「勝手にジャパンツアー」以来2度目のことです。前回は電力ホールというけっこう大きな会場に満員の客が詰めかけてビックリしました。


一方の久住氏といえば、ユニット「泉昌之」の原作担当として高名な方です。

豪快さんだっ!

豪快さんだっ!

この「豪快さんだっ!」はわたしのバイブルともいえる一冊。
カツ丼こそがキング・オブ・キングスであるというのは男メシの真実です。
孤独のグルメ

孤独のグルメ

そして、久住氏が谷口ジロー氏と組んだのがこの作品。これは、はっきり言ってグルメものの最高峰です。
主人公・井之頭五郎は輸入代理店を経営する男。彼があちこちの店で食事をするというシンプルな構成で、定食屋のぶた肉炒めライスやら昼間の独り焼肉やらというメニューには「名店」やら「究極」やらというセレブ感のかけらも見出すことはできませんが、そのうまそう感では並ぶものがありません。

そこには、「食べることの愉しみ」が余すところなく表現されているからです。

作品中で、井之頭が話す「モノを食べるときは、救われていなくちゃダメなんだ」という食の哲学にはおおいに共感できます。貶すために味わうような人は多いですが、食べることの喜びは生きることの喜びです(大げさ)。減点法で生きているといろんなことがツラくなるますよ。


ところで、今「土曜ワイド劇場」の「ラーメン刑事vsさぬきうどん」を観ながら書いています。すごいなぁ、この発想。神田正輝サイコーです。

それはそうと

今日、3月19日はランディ・ローズの命日です。
彼が亡くなった年にわたしはまだ7歳。もちろんオジーなんて全然知りませんでした。

そんなわたしが初めて楽器屋で買ったギターは、グローヴァー・ジャクソンのランディVでした。ヘヴィ・メタルにしか使えない、過激なルックスのカワイイやつ。"Crazy train"とかコピーしたなぁ。"Mr.Crowry"は絶対無理だったけど。