7月の告知

6月の講座もつつがなく終了しましたので、では来月の告知です。

せんだい文学塾

  • 7月23日(土)16時開場、16時30分〜18時30分開講
  • 講師:平山夢明大藪春彦賞作家)

平山夢明(ひらやま・ゆめあき)氏

 1961年、神奈川県川崎市出身。

 自動販売機の営業、コンビニ店長、映画・ビデオの企画・製作と様々な職歴を経て作家となる。

 週刊プレイボーイ誌上にて、「デルモンテ平山」名義でZ級ビデオを紹介する連載で注目を集める。

 1994年にノンフィクション『異常快楽殺人』(角川ホラー文庫)を刊行。

 1996年に『Sinker―沈むもの』(徳間書店)で小説家としてデビュー。


 実話系怪談を多数執筆し、『「超」怖い話』(竹書房)『怖い本』(ハルキ・ホラー文庫)などのシリーズで健筆をふるう。

 2006年に『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)で第59回日本推理作家協会賞を受賞。2010年に『ダイナー』(ポプラ社)で第28回日本冒険小説協会大賞と第13回大藪春彦賞をダブル受賞する。


 また、映像作家やラジオDJ、エッセイストとしても活躍中であり、コメンテーターとしてのテレビ出演も好評。

 独特のユーモアを含んだ洒脱な語り口に、魅了されるファンは多い。

 最新作は、この7月刊行の『ヤギより上、猿より下』(文藝春秋)。

ヤギより上、猿より下

ヤギより上、猿より下

※通常の回とは会場が異なります

  • テーマ:「思いつきを小説に変える」
  • 定員:65名
  • 受講料:一般2000円、学生1000円、高校生以下無料
  • お申し込み/お問い合わせ:せんだい文学塾運営委員会 sendaibungakujuku@gmail.com お電話は080-6013-5008

山形小説家(ライター)講座

酒井順子(さかい・じゅんこ)氏

 1966年東京都出身。立教大学卒。
 高校生時代から雑誌でエッセイストとして活躍し、大学卒業後は広告代理店勤務を経て執筆業に専念。
 2003年に発表したエッセイ『負け犬の遠吠え』で、講談社エッセイ賞婦人公論文芸賞を受賞。その後の女子カルチャーに大きな影響を与える。

 その他、『ユーミンの罪』、『地震と独身』、『女を観る歌舞伎』など著書多数。

子の無い人生

子の無い人生

この講座について

  • 文芸評論家の池上冬樹先生が、アドバイザーとしてご指導されています。仙台と山形で運営母体は異なりますが、進行や雰囲気はほぼ共通しています。
  • ゲストとして、大手出版社の編集者が参加することもあります。
  • 「山形小説家(ライター)講座」からは、「このミス大賞」出身作家の深町秋生さん、大藪春彦賞作家の柚月裕子さん、日経小説大賞を受賞された紺野仲右ヱ門さん、怪談作家として各所で暗躍中の黒木あるじさん、小説現代長編新人賞でデビューし、男性的で骨太な小説が好評な吉村龍一さん、徳間書店より『谷中ゲリラアーチスト』を刊行されデビューした織田啓一郎さんを輩出しています。
  • 「せんだい文学塾」の受講生からも、各種の文学新人賞で最終候補まで残った方が出ています。
  • 受講生から提出されたテキスト(短篇小説、エッセイなど)を教材として採用しております。一流の作家や評論家に自作を読んでもらえる、めったにない機会です。 創作をされる方は、いちど提出してみては。
  • プロ作家志望の方から、読書の楽しみを深めたい方や、ベストセラー作家の人となりに興味のある方まで、どなたでも気軽に参加できます。すでに本を出されている方も歓迎します。
  • 講座の進行としては、まず受講生にテキストを読んでの感想・作者への質問などを求めます。ついで作者による解説、それから講師による講評という流れで進めます。無言で参加することもできますが、なるべく発言したほうがより楽しめます。
  • 講座終了後には、講師の先生を交えての懇親会も開催します(会費は4000〜5000円ていど)。こちらへも参加されると、より深く楽しめます。
  • 近郊にお住まいで文芸に興味のある方、土日に東北へ旅行される方、ついでにワッシュ手作りのお菓子に興味がおありの方は、どうぞご参加ください。