罪の軽重
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- 作者: 今野晴貴
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今野氏は、「文春を訴えずに一個人の私を訴えるのは、弱い者を狙う卑劣な行為だ」と怒っていますが、実は、ユニクロと文春の間にはもう一件の訴訟があります。
- 作者: 横田増生
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んで、有名企業のスキャンダルをゲリラ的に報じるニュースサイト「MyNewsJapan」で、こんな記事が出ています。
『ぶち殺そうか オマエ』管理部長が脅迫、店長は暴行…最高裁も認めたユニクロの“バイオレンス経営”:MyNewsJapan
かつてユニクロで働いていた人の話です。
- 店長のミスを指摘したところ、逆上した店長に暴行を受ける
- 障害等級1級の認定を受けるほどの後遺症が残る
- 労災を申請しようとしたところ、管理部長から 「いいかげんにせいよ、オマエ。おー、何考えてるんかこりゃあ。ぶち殺そうかオマエ。調子に乗るなよ、オマエ」と恫喝される(思わず『仁義なき戦い・広島死闘篇』の千葉真一で脳内再生された)
- 暴力店長は繊維業界紙幹部の息子なので、自宅謹慎のみで懲戒なし、管理部長は上級役員に昇進
これは恐ろしい。ブラックどころかバイオレンス企業だった、という話です。
- 社長が社員に鉄拳制裁を加える、バイオレンス企業の実例
(ちなみに、坂田亘は前田日明に制裁されたこの後、全試合終了まで延々とスクワットをさせられていたという)
何気に恐ろしいのは、暴行では何の懲戒もなかった店長が、横領では懲戒されるという対応の違いですね。
部下を殴ろうが殺害予告をしようがおとがめなしなのに、会社の金を盗めばクビというこの感覚。
おそらく、この感覚こそが、現代に蔓延するブラック企業を読み解く鍵になると思いますね。