クライム・アクション100
映画秘宝EX『映画の必修科目04 クライム・アクション100』がAmazonから届いたッス。
1968年にスティーヴ・マックィーン主演で作られたカーチェイスの古典的名作『ブリット』から、『ダーティハリー』『フレンチ・コネクション』『リーサル・ウェポン』『ダイ・ハード』『ヒート』『スピード』などの名作を経て、『ブリッツ』『ザ・レイド』に至る100本を紹介しています。ドルフ・ラングレンが羽織袴に闘魂ハチマキで殴り込みをかける『リトルトウキョー殺人課』、中華街のレストランにぶらさがったチャーシューがゾンビになってゾンビ刑事を襲う『ゾンビコップ』、一時期テレビで飽きるほど放送されていた『マニアック・コップ』などの珍品も収録されています。
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映画よりも紹介文が面白い作品もあって、スタローンの『コブラ』がとくに最高。
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キャラクター造形をやり切ったところで集中力が尽きたのか、あとは特に語ることはない
なにしろ基本的に殺伐としている。ささくれ立っていると言ったほうがいいかもしれない。ちょっと触ったら手が真っ黒になる感じ。たとえて言うなら汚れたエアコンのフィルターのような映画
監督はジョージ・P・コスマトス。スタローンとは『ランボー/怒りの脱出』(85年)で組んでいる職人だ。職人と呼べば聞こえはいいが、業者と言ったほうがいいかもしれない
うんうん。確かにそんな感じだった。
んで、100本の映画のラストを飾っているのが、インドネシアからやってきて現在公開中の『ザ・レイド』なわけです。
麻薬王が住む高層マンションをSWATが急襲しますが、住民たちの逆襲に遭い、膨大な数の敵を相手に銃とシラットで闘うというシンプルかつソリッドなお話。というかストーリーはほぼ無いに等しく、ひたすらアクションで魅せるという心意気を感じずにはおれない作品ですが、東京や大阪では公開されているものの、東北での公開は青森の一館のみ。悲しいよワスは。