エロ漫画あれこれ
三度のメシよりエロいものが大好き、中年狒々オヤジの名を欲しいままにするぼくですが、さすがにこれはどうかと思うのが、スマホでブログなどを見ていると出てくるエロ漫画のバナーです。
あれって、画面をスクロールさせると一瞬消えるんですけど、止めるとまた現れてきて、ハンパなくウザいんですよね。
なので、この記事には禿げ上がるほど同意せざるを得ない。
普通のブログなのに表示されるエロいバナー広告は完全にアウトだと思う件 | 着ぐるみ追い剥ぎペンギン
ちょっと前は、ガラケーでmixiにアクセスしても同じようなバナーが出てましたけど、最近は出なくなりました。でもライブドアとかfc2の場合はエロ漫画とかBL漫画のバナーが目立つんですよね。
しかもね、なぜか「無理矢理」のシチュエーションばっかりなんですよ。昔ながらの痴漢電車とか、おじさんが少女を凌辱したりとか、時間を止めてエロいことをしたりとか、透明人間になってエロいことをしたりとか、セクハラだらけの社内運動会とか、村のしきたりで何人もの男のなぐさみものにされたりとか、流れ着いた孤島で1人の女が4人の男に身体を提供させられるとか(「アナタハンの女王」はもう60年前の話だよ!)、そんなのばっかり。全部実際にあった例です。
あのね、エロいのは別にかまわないんですよ。ぼくも好きなほうだし。でもぼくは「無理矢理」ってシチュエーションがホントに嫌いで、そういう漫画はまったく受け入れられねえんです。フィクションの世界であっても、セックスってのは嬉しくて楽しくて幸せなもんであってほしいんですよ!
ぼくもずいぶん長いことエロ漫画の世界に親しんで、色んな作品に触れてきましたけどね。結局のところ、いちばんエロいのは甘々ラブラブものであるという結論に達しましたね。背徳とか禁忌とか、そんなのは刺身のツマみたいなもんです。
ヒメゴトマタニティ (バンブーコミックス COLORFUL SELECT)
- 作者: 久遠 ミチヨシ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2011/08/06
- メディア: コミック
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- 作者: 愛染五郎
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2011/06/16
- メディア: コミック
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まぁこの辺の漫画も言ってしまえばバカバカしい内容で、久遠ミチヨシの『ヒメゴトマタニティ』なんて、「結婚に反対する親を押し切るため『子どもができた』と嘘をついたカップルが、いっぱいえっちをする」という、とても大人が考えたとは思えないようなストーリーなんですけど、
そういえば、おそらくエロ漫画史上最大の大作であろう、克・亜樹の『ふたりエッチ』(これはハウツーものの側面もあるのでぼくは好みでない)が、いま何巻まで出ているかというと。
- 作者: 克亜樹
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2012/05/29
- メディア: コミック
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横山光輝三国志でいえばもうとっくに曹操も劉備も死んでいて、孔明が泣いて馬謖を斬る巻であり、ジョジョでいえばブチャラティが電車の中でプロシュート兄貴たちと戦う巻であり、『あぶさん』でいえば景浦が三冠王を達成する巻であり、『こち亀』でいえばロボット警官4号「丸出ダメ太郎」が登場する巻ですよ。マンネリもここまで来ると立派ですね。ちなみに『美味しんぼ』53巻では、とくに印象的なエピソードがありませんでした。その前の52巻なら、「究極のメニュー対金上」の対決が行われ(『野望の王国』以来、テレビ生放送で悪役と対決するのはカリーの得意技である)、トミー副部長が例によって酒で醜態をさらして小泉局長にクビを宣告される名物エピソードがあったんですけどねぇ。
- 作者: 雁屋哲,花咲アキラ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/07
- メディア: コミック
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