10万年の彼方

  • KISS:100,000 years


アライブ!~地獄の狂獣

アライブ!~地獄の狂獣


福島第一原発の危機によって放射性物質への関心が高まったのを受けて、フィンランドドキュメンタリー映画100,000年後の安全』が公開されました。


放射性廃棄物を巡る問いかけと印象的な映像:『100,000年後の安全』 | WIRED VISION 放射性廃棄物を巡る問いかけと印象的な映像:『100,000年後の安全』 | WIRED VISION

フィンランドで建設がはじまった、放射性物質地層処分によって10万年間保存する施設(22世紀に完成予定)について、関係者へのインタビューを交えながら、その安全性と施設の意味を問いかけるという作品。10万年後の人類に「ここは放射性物質が封印されているから入るな」と伝えることができるのか? 考えてみればナンセンスな話ですが(たかだか数百年前の記録でさえ、正確に残すのはきわめて難しい)その永遠ともいえる時間に挑む人間の営みを、美しい映像と音楽で描き出しており、単純なプロパガンダ作品ではない、とのこと。本国では2009年に公開され、わが国では今年の秋に公開される予定だったのを急遽前倒しにしたそうです。


監督は、コンセプチュアル・アーティストとしても活動しているマイケル・マドセン

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……え? いつの間にそんな活動を?

(↑我らがマド兄)


映画『100,000年後の安全』
(↑マドセン監督)


同姓同名の別人でした。まぎらわしいなぁもう。