娯楽の地方格差

1月ももう終わりだというのに、今年はまだ元日に観た2本(『リトル・ランボーズ』と『極悪レミー』)しか映画を観ていない。仕事が忙しかったり腰が痛かったりと色々あったからなのだが、『ソーシャル・ネットワーク』ぐらいは観ておいてもいいんじゃないかなオレよ。近くのシネコンで使える格安チケットもあることなんだし。


それというのも、前から観たいと思っていた映画が、仙台では全国に大きく遅れて公開されることが一因である。ツイッターのTLでも、アンテナに登録してある知り合いのブログでも、話題になった映画が、こちらではまだ観られない。乗り遅れ感に苛まれているうちにタイミングを逃してしまうのである。


たとえば『キック・アス』だ。

映画秘宝 2011年 03月号 [雑誌]

映画秘宝 2011年 03月号 [雑誌]

映画秘宝の2010年ベストテンではみごと1位を獲得し、すでにぼくの観測範囲内では感想もひと通り出尽くしているのだが、仙台で公開されるのは2月12日からである。東京よりざっと2ヶ月遅れだ。今から観たってもう話題についていけないじゃないかッッッ。


それから、園子温監督の新作『冷たい熱帯魚』である。

冷たい熱帯魚

冷たい熱帯魚

(↑違います)


愛犬家連続殺人 (角川文庫)

愛犬家連続殺人 (角川文庫)

愛犬家連続殺人事件をモチーフに、でんでんが極悪非道の悪役を演じ、主人公の妻役で神楽坂恵もHカップのヌードを披露しているというから、これはオレのための映画に他ならないッッッ。東京では一昨日から公開され、早くも話題沸騰なのだが、仙台では「3月公開」としかアナウンスされていない。どういうことなンだッッッ。オレにあと2ヶ月も待てというのかッッッ。