「河北新報」夕刊にて

「せんだい文学塾」が、本日の河北新報夕刊に取り上げられました。


http://www.kahoku.co.jp/news/2010/07/20100714t15031.htm

「せんだい文学塾」24日開講 東北芸工大の人気講座を継承

 作家志望や読書好きな人らを対象に、仙台市などの有志が24日、講座「せんだい文学塾」を開講する。東北芸術工科大(山形市)が3年間、仙台で開いてきた「小説家・ライター講座」が3月で閉講したのを惜しみ、受講生たちが運営委員会を結成。市民レベルで、プロの作家らに学ぶ講座を継承する。運営委は「小説を書きたい人、読むのが好きな人、大歓迎」と受講生を募っている。


 運営委を発足させたのは、芸工大の講座で学んだ7人。小説の執筆に挑んでいる会社員らが、手弁当で講座を維持しようと集った。
 委員長の会社員鷲羽大介さん(35)=岩沼市=は「作家が多く在住し、小説に関心の高い仙台で、有意義な講座の灯を消したくなかった」と言う。
 講座では、受講生から事前に小説やエッセーを募る。コーディネーターを務める文芸評論家の池上冬樹さん(山形市)が作品を読み、数作品をテキストとして選考。受講生はテキストを読んだ上で、講座で感想や意見を交換する。希望者には事前にテキストを配布するという。
 作家や編集者ら講師は作品を講評したり、文章を書くアドバイスをしたりする。講師を囲んでの懇談会もある。
 同様の形式で開催してきた芸工大の講座は2007年7月に始まり、今年3月まで延べ約1000人が受講し、好評を得た。
 講座の初回は24日午後4時半から、仙台市青葉区の市青年文化センターで開く。講師は、いずれも「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作家で、南陽市深町秋生さんと山形市柚月裕子さん。
 2回目は8月28日午後4時半から、作家の平山夢明さんを講師に仙台市青葉区仙台文学館で。来年3月まで8講座の日程が決まっており、講師に作家の小池真理子さん、熊谷達也さん、佐伯一麦さんらを招く。
 鷲羽さんは「誰でも参加できる。気軽に足を運んでほしい」と呼び掛けている。
 参加費は各回とも一般2000円、大学生1000円、高校生以下無料。連絡先は仙台文学塾事務局022(298)8455。テキストの応募、事前配布の申し込みは電子メールsendaibungakujuku@gmail.com

委員長の鷲羽大介、というのはぼくのことでございます。来週の土曜、7月24日に「せんだい文学塾」第一回講座が仙台市青年文化センターで開かれますので、ぜひよろしくお願いします。


講師は、おなじみの深町秋生先生と柚月裕子先生です。


新人賞を取ってデビューしたいという野望をお持ちの方、小説を書いてみたいけど書きかたの解らない方、創作の作法を自分のブログ記事に役立てたい方、文章をより深く理解できる読み方を身につけたい方、単に有名人に会ってみたいだけの方、ついでにワッシュ手作りのマドレーヌに興味のある方、どなたでもご参加いただけますので、お気軽においでください。

(↑最近マドレーヌ型を買ったばかりなのである)