魔人伝
ここ数日、はてなを賑わせている「男はケモノ」論争*1はいまだ白熱しています。
男は夜道で刺されても当然 - シートン俗物記
男をルドヴィコ療法に掛けるのは当然 - シートン俗物記
シートン先生とか、
獣の数字は666、殺しの数字は007 - 脳髄にアイスピック
「脳髄にアイスピック」さんも参戦してきて、もはや、真面目方面でもネタ方面でも、ぼくの語るべきことはほとんど残されていません。
それで終わりにするのもなんなのでもうちょっと語りますが、発端になったエントリでは、「男はケモノだから女は自衛すべし」という論が持つ欺瞞を指摘して「なら去勢でもすれば?」と皮肉っていたのに、ここに噛み付いて「男の人権を軽視している」とか「女のヒステリーだ」とか、中には「ケモノになれない草食系男子Disってんの?」なんて人まで出ています。「去勢」にこんなヒステリックな*2反応を示すあたり、なんかみんな下半身にコンプレックス持ってるのかなぁと思わされてしまいます。みんな『ファイト・クラブ』見ようぜ。
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それにしても、獣だなんだといわれるとどうしてもこの曲を思い出しますねぇ。
Animal / Fuck Like a Beast / Live Animal
- アーティスト: Wasp
- 出版社/メーカー: Restless Records
- 発売日: 1993/07/01
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ライヴパフォーマンスも過激で、ステージから客席に生肉を投げたり、全裸の女性モデルを磔にしたり、サイドギターのランディ・パイパーが背中のパイプから煙を吹き出したり、クリス・ホルムズが股間をかきむしったり(毛ジラミがいて本当にかゆかったらしい)とイロモノ路線を突き進みます。ブラッキーの、股間にノコギリをつけた衣装もインパクト大でした。しかし、デビューシングル”Animal”に続いて出したフルアルバムはキャッチーな楽曲を揃え、イメージ戦略のみならぬ実力の片鱗を見せます。
- アーティスト: W.A.S.P.
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
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その後は着実に音楽的成長を見せ、オリジナルメンバーは次々に脱退しますがアルバムの完成度は高まります。盟友クリス・ホルムズもリタ・フォードと結婚するために抜け(半年ぐらいで離婚したのだが)、実質ブラッキーのソロとして出したコンセプトアルバム”The Crimson Idol”は今でも名盤としてメタラーの間で語り継がれています。
- アーティスト: WASP
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- アーティスト: W.A.S.P.
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- アーティスト: WASP
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「ボクはケモノじゃないから去勢なんかしないでようウワーン」派の人たちも、たまにはメタルでも聴いてみればいいじゃないかな! かな!