夢幻の如く

男子フィギュアスケート織田信成選手が、信長の終焉の地である本能寺に参拝したそうです。


http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20090601-OYT1T00829.htm?from=navlp

信長の分も頑張る…フィギュア・織田信成、本能寺で必勝祈願

 戦国武将・織田信長末裔まつえいにあたるフィギュアスケート織田信成選手(関大)(22)が1日、京都市の本能寺で来年2月のバンクーバー五輪に向け、必勝祈願を行った。

 信長が明智光秀に討たれた本能寺は、織田家にとって因縁の場所。初めて参拝に訪れた織田選手は「まずは自己紹介をして」、神妙な面持ちで手を合わせた。

 1582年6月2日未明に起きた本能寺の変から427年。男子フィギュア界の戦国時代を戦う17代目は、「天下統一の夢が破れた信長の分も頑張りたい」と、五輪での「天下統一」を誓った。

本人は本能寺がどこにあるのかも知らなかったそうなので、誰がこのプランを考えたのか気になるところです。できれば、そこで隠れていた明智光秀の子孫の襲撃を受けるというアングルを仕掛けてほしかったですね。
(たしか以前、テレビ番組で信成が明智光秀の子孫だという女性と対談したことがあった)


まぁ今の本能寺は秀吉が移転させたもので、信長が死んだのは別の場所なんですけどね。


で、仏教関係では、数日前にこんなのも話題になりました。


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090529-OYT1T00623.htm

天台座主、初の高野山入り…空海最澄の確執から1200年

天台宗(総本山・比叡山延暦寺大津市)の半田孝淳・天台座主が、6月15日に高野山真言宗総本山の金剛峯寺和歌山県高野町、松長有慶座主)で営まれる「宗祖降誕会ごうたんえ」に参列する。


 天台座主高野山へ赴いた公式記録はなく、平安時代の両宗開宗以来初めて。ともに「相互理解を深めるきっかけに」と期待している。

 半田、松長両座主はトップ就任後、法要などで同席する機会が増え、昨年夏頃から、「一度高野山へお参りしたい」「季節の良い頃にぜひ」などと話が進展した。高野山側が開祖・空海の誕生日を祝う年間最大の法要への参列を打診した。

 空海と、天台宗の開祖・最澄はともに唐で仏教を学んで親密に交流。最澄空海から密教を学んだが、晩年は教えの違いや経典の貸し借りなどを巡って対立したとされる。

 2005年10月に天台開宗1200年の法要が延暦寺であった際、当時の資延敏雄・金剛峯寺座主が法要に参加したが、天台座主高野山へ行くのは、比叡山の公式記録「天台座主記」などにも記述がないという。

 金剛峯寺によると、半田座主は宗祖降誕会の法要に参列後に空海の御廟を参拝し、松長座主と会談する。

 天台宗務庁は「世間で言われる確執は、現代はなく、交流を深める契機になれば」とし、高野山真言宗宗務所も「手を携えて、『救い』など共通の課題に取り組む礎に」と歓迎している。

「経典の貸し借りなどを巡って対立した」って、意外とみみっちいことが原因だったりするんですね。長州力御小とゴマシオ永島も、1200年も経てば和解できるんでしょうか。

プロレス「地獄変」 (別冊宝島 1630 ノンフィクション)

プロレス「地獄変」 (別冊宝島 1630 ノンフィクション)

(うちのブログでは、ほぼ毎年マイブームが誕生する。2006年には「やはり精神的なものを鍛え、国体を復活させる方が先ですよね」にハマり、2007年には「Nice boat.」一色になり、2008年には『実録・連合赤軍』の影響で新左翼がブームになった。今年はなんといっても「カ……カテエ……」である)


ここは一つ、信成くんの比叡山入りも期待したいところですね。

KOEI the Best 信長の野望DS

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