小ネタあれこれ

「ブックマークとダイアリーをどう使い分けているのか」とたまに聞かれることがあるのですが、別に基準があるわけでなく、一言ネタを思いついたらとりあえずブクマして、あとでダイアリーに使うこともあるかな、といったゆるーい使い分けでやっております。なので、10日ぐらい一個もブクマしなかったと思うと、気が向いたらいっきに10個ぐらいやったりとか、ブックマーカーとしてはとにかく波のある活動ぶりです。


というわけで、最近の小ネタをいくつか。

orangestarの日記

コロコロコミックに連載されていた漫画のキャラクターが、同じ作者のエロ漫画に、成長した姿で出演していたというお話。手塚治虫永井豪などスターシステムを採る漫画家は多いし、平野耕太の『HELLSING』なんかは逆にエロ漫画出身のキャラクターが一般誌に登場していたりするので、わりとよくある話ではあります。


昨日、『地獄のど真ん中』で長州力をネタにしたところでしたが、本家『プロレススーパースター列伝』には「若手のパリパリ」として出演していた長州が(まぁハルク・ホーガンのアバランシュ・ホールド一発で負けるんだけど)、24年後には同じ漫画家の手で「カ…カテエ……」とか書かれていたりもするので、実在の人物を扱った漫画にはもっとこういうネタがいっぱいあると思いますね。格闘技漫画では、だいたいどの作品にも大山倍達が出てくるのでその扱いを比較するのも面白いです。梶原一騎の場合、実在の大山との関係の変化によって『空手バカ一代』『カラテ地獄変』『男の星座』と時期ごとに違ったキャラになっているのが興味深い。
球漫画にはもっとネタがいっぱいあると思われますが、この辺はくわしくないので誰か考察してください(丸投げ)。



http://bookbooksendai.com/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=17

仙台で活動している「杜の都を本の都にする会」のイベント予定。


「ブック・カフェ講座」とか「製本講座」といったアットホームな雰囲気を感じさせる文字列の中に、塩山芳明×いがらしみきおトークイベント」という見るからに禍々しいヤツが紛れ込んでいるのがどうにも気になります。

出版奈落の断末魔―エロ漫画の黄金時代

出版奈落の断末魔―エロ漫画の黄金時代

http://chiamia.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-15d8.html

仙台の郊外型団地(いわゆるニュータウン)を観察して回っている、主婦の方のブログ。第一回からいきなり鶴ヶ谷団地という超ディープなところ(仙台市でいちばん高齢化が進んでいる団地で、建物の老朽化も激しく、ちょっとしたモダンホラー的な感覚が味わえる)を扱っており、荒廃したショッピングセンターのゲームコーナーは目眩すら感じさせるレベルのレトロ調でした。ビデオゲームですらないレースゲーム機には悶絶必至です。


ちなみに、ブログ主のチアーヌさんとは面識がありますが、とってもキレイな方です。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090413/crm0904131237006-n1.htm

「派遣の仕事少なく…」 歌舞伎町で売春の女逮捕 女装の男らも

 東京・歌舞伎町の路上で売春の客待ちをしたとして、警視庁新宿署は売春防止法違反の現行犯で、東京都杉並区本天沼、会社員、田中智美容疑者(40)を逮捕した。同署によると、田中容疑者は派遣社員で、「派遣の仕事が少なくなって、半年前から20回ぐらいやった」と供述している。

 同署の調べによると、田中容疑者は10日午後9時ごろ、売春目的で新宿区歌舞伎町の路上をうろうろし、客待ちをした。週末だけ路上に立ち、1時間1万5000円〜2万円で男性客を誘っていたという。

 また、同署は、都迷惑防止条例違反の現行犯で、いずれも韓国籍の男で住所不詳、マッサージ店員、蔡昌成(チェ・チャンソン)容疑者(34)と無職、李海男(イ・ヘナム)容疑者(37)を逮捕した。

 蔡容疑者らは化粧をして長髪のかつらにスカート、ハイヒールの女装で、1時間約1万円で男性を誘っており、「男性が好きで、手っ取り早く稼げるので立っていた」などと供述しているという。

 蔡容疑者は11日午前0時ごろ、李容疑者は午前1時半ごろ、同区百人町の路上で女装姿で客待ちをした。

ウリ専の場合は買春防止法が適用できないので、迷惑防止条例という曖昧な罪状で引っ張るんですね。


それにしても、この見出しだけ見て、長髪のカツラとスカートで女装した中島らもが「お兄ちゃん、遊んでいかへん」というところを想像した人が日本に何人いることやら。

僕にはわからない (講談社文庫)

僕にはわからない (講談社文庫)

「○○らも」ネタは昔からVOWの定番としてよく見かけるのですが、すでに没後5年を経過してもそのパワーは衰えることを知りませんね。



…と、こんなふうに小ネタを収集しつつ、どれをダイアリーのネタにしようかなーと悩んでいるうちに一日が終わってしまうわけです。