武器よさらば
昨日のエントリはあまりに大雑把なので、今日はもう少しくわしく右翼と左翼について解説します。
ふつう、右翼といった場合には右翼団体の構成員を指します。
で、右翼団体とは何ぞやというと、わかりやすく言えばヤクザの一種です。
反日的であるとされる団体や企業の活動を、主に街宣車による嫌がらせで妨害し、反省を促して活動資金を提供させることで収入を得ています。
ものすごく乱暴に言えば、右翼とは総会屋の別名であると言ってもそれほど間違いではないでしょう。
また、政界や財界とも深いつながりを持っており、誰かえらい人にとって都合の悪い事実を知っている人が何らかの事件で表ざたになりそうになると、「右翼団体構成員」によって刺殺される、という幕引きになることがしばしばあります。
オウム真理教事件で、村井秀夫元幹部が衆人環視の中で刺殺されたのは記憶に新しいところですね。
右翼の武器は日本刀、と覚えておきましょう。
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これに対し、左翼の武器は爆弾です。
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左翼というのは革命家なので、国家権力と戦うために強力な武装が必要になります。
なので、刃物よりも銃や爆弾が好まれることになります。
爆発物取締罰則という法律がとても厳しいのも、左翼を警戒してのことです。
同じように左翼が好む武器に火炎瓶がありますが、これは法律上爆発物に含まれないため、わざわざ「火炎びんの使用等の処罰に関する法律」という法律を制定したほど、左翼の爆弾好きは国家から警戒されています。
というわけで、次回「日本テロリスト列伝」に続きます。(予定)