フィスト・オブ・デザイア
こないだうちで、ちょっと「文化系女子」からMotorheadに流すエントリを書いたんですけども。
わたしが気軽に書いてるこのキーワードについて、なんかえらい騒ぎになっているようですね。
こちらでまとめられています。
http://d.hatena.ne.jp/utsutsu/20060510/p1
わたしなんかは、そもそもクリルタイというのがなんなのかよくわかんないし、文化系女子と非モテ言説がどうつながっているのかよくわかんないし、スクールカーストがどうとか言われても学校あんまり行ってなかったからよくわかんないし、とにかくいろいろよくわかんないので誰か教えてください海は死にますか山は死にますか愛は死にますか心は死にますか諸君戦争は好きですか敗北主義の逃亡兵達を街灯上に吊し上げていく様などはもうたまりませんか鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を望みますか?
「
なので、よくわかんないです。
で、この一連の流れの中でちょっとひっかかったことを一つ。
http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20060509/1147184192
こちらでは、女の子は成長することで「欲望されない体」から「欲望される体」になる、と書かれています。
このこと自体はたしかに納得できるのですが、男の子も、成長することで「欲望される体」になるんじゃないかなーとも思うわけですよ。
あ、ブロークバック関係じゃなくて。
- 作者: 板垣恵介,夢枕獏
- 出版社/メーカー: 講談社
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- メディア: コミック
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主人公の丹波文七が、ライバルの堤城平がランニングしている土手の遊歩道に訪ねてきます。
FAWのリングで対戦が決まったことを告げる丹波ですが、堤は。
「驚いたな…アンタが相手だったのか」
堤は、常に全力を出すことをモットーとしている空手家なので、相手が誰かというのはとくに気にしていないのですね。
その潔さに感服した丹波。
空手着を着た汗だくの堤を見て、強い衝動に襲われ。思わずつぶやきます。
「闘りてぇ…」
男にはこういう欲望もあるわけですよ。
そして、リングに上がった丹波。
「いいんだな…?この男を好きにしちゃって」
かくて、「餓狼伝」史上でもベストバウトの一つに上げられる激闘が繰り広げられるわけです。
そういえば。
非モテ言説に絡めていうと、藤巻十三と姫川勉の闘いは、非モテとモテのそれですね。
オリは冴子タンのために人殺しまでしたんだYO!∩( ・ω・)∩
などと言いつつ、実はツンデレ。