熱血ポンちゃん殺人事件
仙台セントラル劇場の特別レイトショーにて、「文学賞殺人事件 大いなる助走」観てきたですよ。
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
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- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
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- 作者: 森村誠一
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- 発売日: 1996/01
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主人公の佐藤浩市が、同人誌に発表した小説が直本賞の候補になり、審査員に賄賂を贈ったり、梅津栄にブロークバックされたり、と辛酸をなめるというストーリー。
中盤、文壇バーで「SFだからとバカにしやがって」と大暴れする作家の役で筒井先生本人も登場。かなりの熱演でした。
女子高生役の甲斐えつ子(高橋えつ子や高森悦子名義でも活動)の素晴らしいヌードや、同人を演じる石橋蓮司や蟹江敬三のダメ人間ぶり、審査員の由利徹や天本英世、刑事の誠直也などキャストはかなり豪華です。
まぁふつうそれを「豪華」とはいわないわけですけれど。
結局、佐藤浩市は落選し、直本賞は、出版社がアイドル的に売り出そうとしていた女子大生作家の、「ベッドタイムエイズ」という作品が受賞します。
- 作者: 山田詠美
- 出版社/メーカー: 新潮社
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最近は、この「若い女性を作家として売り出す」という傾向はますます強まり、女子高生や女子中学生が書いた小説が書店に平積みされているのをよく見かけるようになりましたね。
- 作者: 水田美意子
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2006/02/20
- メディア: 単行本
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でも、選考委員がそれを理由にプッシュするのはどうかと思うなぁ。