ハマーン様御降臨
毎月一日は映画の日。というわけで観たきたですよ、「機動戦士ZガンダムII-恋人たち-」
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- 発売日: 2005/06/30
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ですが、今回の映画のキモは、サブタイトルどおりの「恋人たち」
- カミーユ・ビダンとフォウ・ムラサメ、およびファ・ユイリィ
- アムロ・レイとベルトーチカ・イルマ
- ジェリド・メサとマウアー・ファラオ
- ヘンケン・ベッケナーとエマ・シーン
- カツ・コバヤシとサラ・ザビアロフ
- クワトロ・バジーナとレコア・ロンド
- シャア・アズナブルとハマーン・カーン
この人たちの愛と葛藤と色仕掛けが中心になり、メカ(及びヤザン・ゲーブル)の存在感はどこかへ行ってしまいました。
いろいろ言われていたフォウの声優交代ですが、観ているうちにあまり気にならなくなりました。
HGUC 1/144 MRX-009 サイコガンダム (機動戦士Zガンダム)
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それより違和感があったのがサラ。
水谷優子氏の、チャイルディッシュさとヒステリックさを併せ持った演技が印象深かっただけに、池脇千鶴氏の起用にはどういう意図があったのかどうにも推し量りかねます。
こいつに騙されるカツが本当にどうしようもないバカに見えてしまいました。
ストーリーを圧縮しすぎて、現在の状況がわからなくなるというのは最初からわかりきったことではありましたが、いかんせん曖昧な記憶を頼りにして観ているので、「フォウはまだ死なないの?」「シャアの演説はいつだっけ?」と疑問を解消できないままに、なんだか納まりの悪い感覚をずっと味わっていたような気がしました。
しかし、ラストで一気にカタルシスを味わうことになり、すべてが解決したような気持ちで劇場をあとにすることになりました。
ハマーン様の御降臨であります。
わたくし、SかMかと問われたら「どちらかといえばS」と答えます。
偉そうな人や、身分を鼻にかける人が嫌いなので、ギャルゲーをやってもお嬢様・女王様キャラにはほとんど魅力を感じたことがありません。
そんなわたくしが、唯一「この方の足下になら、ひれ伏したい」と心から思うキャラがハマーン・カーン様でございました。
MG 1/100 AMX-004 キュベレイ (機動戦士Zガンダム)
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榊原良子様による、聴くものの服従本能を刺激してやまないハスキーボイス。
どうセットすればあんな風に広がるのかわからない髪形。
どれをとっても最高すぎます。
第三部では、結局今回登場した人物のほとんど全員が戦死することになるわけですが、時間的にちゃんと納まるのかどうか心配でなりません。
まぁ、どう無理な展開になったとしてもハマーン様さえいてくださればなんとでもまとめられるでしょう。