てっぽうはおとこのろまんなのだ

以前、うちの近くにあったレンタル屋にはトム・ベレンジャーコーナー」がありましたが、今度「山猫は眠らない3」が公開されるそうです。

そんな中、こんなのがけっこう話題になってます。
レディコミ激ワロスwwwwwwwwwwwwwww:ニュー速VIPブログ(`・ω・´)
覇王・愛人 9 (フラワーコミックス)

覇王・愛人 9 (フラワーコミックス)

たしかに、ライフルの構え方を決定的に間違っている上についていないスコープで狙いを付けています。爆笑シーンですね。

新條まゆ先生は、ビジュアル系バンド・リュシフェルを生み出したことで知られる「快感・フレーズ」でもギターの弦を5本にしたりしてた人なので、小道具についてはまったくこだわりの無い作家なんでしょう。

少年漫画に慣れた目でみると、少女漫画には、こういう小道具の描写の不自然さが目に付くことがあります。

NANA―ナナ― 12 (りぼんマスコットコミックス)

NANA―ナナ― 12 (りぼんマスコットコミックス)

この作品はとても人気がありますが、ちょっと見てみたらレスポールが異様にデカイのが気になってしまいました。まぁデフォルメの利いた人物描写と、リアルな小道具を組み合わせるのは大変なんでしょうね。
BECK(22) (KCデラックス)

BECK(22) (KCデラックス)

この漫画の楽器描写は物凄く正確でいつも驚かされます。

あと、以前、6分の1テレキャスターボークスで見かけたことがあるのですが、テレキャスター特有のブリッジ形状(1つのコマで2本の弦を支える)まで忠実に再現していて驚かされたことがありました。ドールマニアは凄いんですねぇ。


まぁ、以前の日記でも書きましたがこういう小道具にこだわるのはオトコノコの習性なんでしょうね。
こんなことばっかり言ってるとモテませんよ。



さて、「覇王愛人」は黒社会を舞台にした作品なんだそうですが、ホンモノの黒社会といえば我らがジミー・ウォング先生でしょう。

片腕カンフー対空飛ぶギロチン [DVD]

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あるとき、記者から「あなたは黒社会だと言われていますが・・・」と質問されたジミー先生。
その無礼な記者に、「キミはまだ若い。いいことを教えてあげよう」と優しげに諭し、


「何事もなく平和に生きていきたいのなら、その質問は2度としてはいけない」



とのたまったそうです。カッコ良過ぎですジミー先生。

ラブセレブ 3 (フラワーコミックス)

ラブセレブ 3 (フラワーコミックス)

新條まゆ先生の最近作「ラブセレブ」では、主人公のオトコは財閥の御曹司で日本を影で支配する実力者の一族という神竜剛次みたいなヤツになってしまいました。
男組 (1) (小学館文庫)

男組 (1) (小学館文庫)

大衆は豚だっ!