まむしのデスラー総統 - 男の魂に火をつけろ！　～はてブロ地獄変～

観てきたですよ、「戦国自衛隊1549」

なんというか、「予想を裏切らない」映画でした。

＜以下ネタバレ＞

・鈴木京香が自衛官としてタイムスリップするが、足手まといになりそうだなーと思ってたら案の定そうだった。

・中尾明慶が「藤助」という名前で登場するが、これ木下藤吉郎なんじゃないかなーと思ってたら案の定そうだった。

・タイムスリップしてから、場面転換ごとにタイムリミットが表示される。きっと最後はこの時間ギリギリのサスペンスが繰り広げられるんだろうなーと思ってたら案の定そうだった。

あと、綾瀬はるかさん。あなたは時代劇には向いてません。ずっとセカチューで婦女子の涙を絞っていてください。
北村一輝さん。あなたは時代劇専門でやっていって欲しいです。

「戦国自衛隊」といえば、見所は「腕時計」。
前作では夏八木勲演じる長尾景虎が、腕時計をつけてソニー千葉先生とシンクロ作戦を決行してました。

今回は、伊武雅刀演じる斎藤道三が腕時計をつけて江口洋介とシンクロ作戦を決行します。
鹿賀丈史に拳銃で撃たれ、雑兵に槍で突かれますが、着物をはだけて防弾チョッキを誇示してみせる。ステキです。
ってあのー、ケブラー繊維って刃物には弱かったと思うんですけど。

まぁ見所は生瀬勝久のエリート演技と壮絶な殉職、嶋大輔のふくよかで福々しい殉職ぶり、的場浩司の男気たっぷりな殉職ぶりと満載といえば満載でした。

スケール感には乏しい（タイムスリップ地点から歩いて一時間ぐらいの範囲で全て終わる）ですが、前作でズンズン進撃していったのにかわって今回は要塞攻略に終始していると考えれば大丈夫でしょう。お城にはオイルプラントなど現代科学技術が満載されていて、石川賢のマンガみたいでカッコ良かったですし。

欲を言えば、最後にタイムスリップして帰ってきたらそこも戦国時代になってた、みたいなオチも欲しいところでしたね。