マルクス主義宣言

マルクスの「資本論」の新訳が、筑摩書房から出ています。

資本論〈第1巻(上)〉 (マルクス・コレクション)

資本論〈第1巻(上)〉 (マルクス・コレクション)

(こちらはおまけ)
マルクスガール 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

マルクスガール 1 (ヤングチャンピオンコミックス)

これまでのは主に経済学の先生が訳したものだったため、内容は間違っていないにせよ文章が良くなかったそうですが、今回はドイツ文学の専門家が訳したため、哲学書にも近い読み方ができるとか。

ネット社会というのはどうも右寄りな論調が強いので、マルクスがどうしたとかいうと反発する方もいらっしゃるかもしれませんが、自分の立ち位置を明確にしておくために、ここではっきりと宣言しておきます。

わたしはマルクス主義者であります。


・・・といってもわたしの「マルクス」はカールの方ではありません。
グルーチョ・マルクスの方です。

マルクス兄弟の映画には、チャップリンのようなペーソスや思想性はこれっぽっちもありません。
ただひたすらギャグに終始し、あらゆる権威をコケにして究極のアナーキーを実現する。
これこそがわたしの人生哲学であります。

カール・マルクスせんせいのほんもとってもすばらしいそうですが、ぼくにはそおゆうむずかしいのはわかりません。

みなさんそれぞれ主義主張があることと思いますが、わたしはグルーチョ・マルクス主義者であることをここに宣言いたします。