太陽を盗んだ男

日本維新の会に関連するニュースでは、石原慎太郎ら「太陽の党」出身者を「旧太陽系」と呼称するので、妙にSFっぽくなることがありましたが、無事に党が割れて「次世代の党」が発足したので、この名前も聞かれなくなりました。

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維新の会は、今度は結いの党と合併して「維新の党」に改称・再出発しましたが、まぁこれ以上の発展は見込めないのでほっといてもいいでしょう。次世代の党には、アントニオ猪木をプロレス界の中心から隔離しておくという大切な使命さえ守ってくれれば、あとはおじいちゃんたちの寿命があるかぎり存続してもいいでしょう。で、もう「太陽」の名は出てこないかと思いましたが。

田母神氏、西村真氏が「太陽の党」結成を発表 - MSN産経ニュース

　元航空幕僚長の田母神俊雄氏と西村真悟衆院議員（無所属）は２５日午後、国会内で記者会見を開き、新党「太陽の党」の結成を表明した。西村氏が代表、田母神氏は代表幹事兼国民運動本部長にそれぞれ就いた。当面、国会議員は西村氏１人だが、次期国政選で党勢拡大を狙う。会見には次世代の党の石原慎太郎最高顧問も同席した。

　新党は石原氏が代表を務めていた「太陽の党」を継承する形で運営する。主要政策としては、（１）憲法廃棄と自主憲法制定（２）国軍の創設、拉致被害者の救出（３）真の歴史観主張と日本の名誉回復（４）家族の復活、移民受け入れ反対、外国人参政権反対（５）原発再稼働、消費税１０％凍結、相続税廃止−を掲げた。

このコンビの行動はまぁ納得できますが、石原慎太郎が会見に同席する意味が本気でわからない。傘下団体、ってことでしょうか。
こういう「政党の継承」ってのはあんまり聞いたことないですけど、新規に立ち上げるよりはお金がかからない、とか手続きが楽、とかそういうメリットでもあるんですかね。休眠してる宗教法人を買い取るみたいなアレで。

『太陽を盗んだ男』はカッコよかったけど『太陽を継いだ男』ってのはどうなんですかね。

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田母神俊雄は以前から核武装論をぶっていますから、原爆を作る男の話とは比較的相性がいい、ということもないね。