I AM NOT A NUMBER, I AM A CHAIR MAN!
女子アナに関する都市伝説で、元フジテレビの有賀さつきアナが「旧中山道」を「1日中やまみち」と読んだ、というものがあります。
- 作者: 有賀さつき
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習近平氏を「イレブン」と読み間違い インドのアナ解雇:朝日新聞デジタル
インドの政府系テレビ局で、中国の習近平(シーチンピン)国家主席がインドを訪問したニュースを読む際、習氏の名を間違えて「イレブン氏」と発音したアナウンサーが解雇された。インド紙ヒンドゥスタンタイムズ(電子版)などが19日、伝えた。
習氏の名はアルファベットで「Xi(シー)Jinping(チンピン)」と表記される。アナウンサーは17日夜のニュース番組で習氏の名を読む際、姓(Xi)をローマ数字(X=10、i=1)と取り違え、「イレブン(11)・チンピン氏」と発音してしまったという。
習氏は17日から19日までインドを訪問。モディ首相と会談した。(ニューデリー=貫洞欣寛)
一度の読み間違いでいきなり解雇というのは厳しすぎる気もしますが、こんな有名な要人の名前を知らないという非常識さがとがめられた、という部分もあるのかもしれません。
それに、人のことを番号で呼ぶというのは無礼な行為です。「村」に連れてこられたパトリック・マクグーハンも、「You Are No.6」と言われ、「I Am Not A Number, I Am A Free Man!」と叫んでいたじゃないですか。
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SFファンのみならず、メタラーにとっても、Iron Maidenの楽曲"The Prisoner"のモチーフになったことで有名です。この曲の冒頭では、村へ連れてこられた主人公とNo.2のやりとりが収録されています。
- アーティスト: アイアン・メイデン
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この楽曲が収録されているアルバム『魔力の刻印』は、原題が"The Number Of The Beast"。これは新約聖書「ヨハネの黙示録」に出てくる“獣の数字”666のことで、この世の終わりに現れて人々を支配するという獣を指します。黙示録においては「この数字は人間を指す」と記述されており、聖書学者の間では、キリスト教徒を迫害したローマ皇帝ネロを指すという解釈が一般的です。「皇帝ネロ」のギリシア語表記をヘブライ語に置き換え、ローマ数字と同様に文字に割り振られた数字を合計すると「666」になる、という理屈です。今回の習近平が「11」になったのと同じですね。
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「666」のモチーフは、1975年の映画『オーメン』で使われたこともあって現代の日本でもよく知られており、プロレス界でも、怨霊(別名ウルフ小澤)とクレイジーSKBが中心になって2003年に「暗黒プロレス組織666」を結成し、現在も活動しています。
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マッスル牧場CLASSIC ~ 実録!歌舞伎町戦争<暗黒プロレス組織666編> [DVD]
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暴君ネロから生まれた「666」は2000年後の現代でも使われていますが、習近平主席を「11」と呼ぶ習慣が定着するかどうかは、まだわかりませんけどね。
- 作者: 津原泰水
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