4月の告知

仙台の「せんだい文学塾」、山形の「小説家になろう講座」はともに、先週末の講座をもって2012年度の予定を終了いたしました。


来年度も引き続き、開講いたします。スケジュールは、こちらをご参照ください。


せんだい文学塾 2013年度スケジュール - 男の魂に火をつけろ! せんだい文学塾 2013年度スケジュール - 男の魂に火をつけろ!
小説家になろう講座・年間スケジュール - 男の魂に火をつけろ! 小説家になろう講座・年間スケジュール - 男の魂に火をつけろ!


ではとりあえず、来月の告知をここで。

小説家になろう講座

 1957年東京都生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業。新聞社勤務を経て、1991年『ルパンの消息』でサントリーミステリー大賞佳作入選を期に、作家に転身。1998年『陰の季節』で松本清張賞を受賞する。
 2002年『半落ち』が「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」で1位に選ばれる大ヒットを記録。
 2003年には、新聞記者時代の取材経験を活かした『クライマーズ・ハイ』で、「週刊文春ミステリーベスト10」2年連続1位を獲得。
 過労により体調を崩し、しばらく休筆状態にあったが、2012年、7年ぶりの単行本『64』がベストセラーになり、「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」で1位に輝くなど完全復活した。

64(ロクヨン)

64(ロクヨン)

お申し込み/お問い合わせ:「小説家になろう講座」事務局
sakka.naro@r7.dion.ne.jp

せんだい文学塾

 1963年茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。
 読売新聞社に勤務のかたわら小説を執筆し、2000年に野球小説『8年』(集英社文庫)で小説すばる新人賞を受賞する。
 第2作『雪虫』(中公文庫)で警察小説の分野に進出し、以後はスポーツ小説、警察小説の両ジャンルで精力的に作品を発表。
『刑事・鳴沢了』シリーズと『警視庁失踪課』シリーズ、『アナザーフェイス』シリーズ、『捜査一課・澤村慶司』はテレビドラマ化もされた。
 その他、『八月からの手紙』(講談社)『ラスト・コード』(中央公論新社)『over the edge』(早川書房)など、著作多数。
 2012年末をもって読売新聞社を退社し、作家専業となった。


 当代屈指のベストセラー作家であり、今後の活躍がますます期待されている。

  • 会場:仙台文学館 講習室 http://www.sendai-lit.jp/
  • 定員:90名
  • 受講料:一般2000円、学生1000円、高校生以下無料
  • お申し込み/お問い合わせ:せんだい文学塾運営委員会

sendaibungakujuku@gmail.com TEL.080-6013-5008

この講座について

  • 文芸評論家の池上冬樹先生が、コーディネーターを務められます。仙台と山形で運営母体は異なりますが、雰囲気や内容はほぼ共通しています。
  • 山形の講座からは、「このミス大賞」出身作家の深町秋生さんと柚月裕子さん、刑務官の経歴を活かした女子刑務所小説を刊行されている壇上志保さん、怪談作家として各所で暗躍中の黒木あるじさん、小説現代長編新人賞を受賞された吉村龍一さん、徳間書店より『谷中ゲリラアーチスト』でデビューされた織田啓一郎さんを輩出しています。
  • 「せんだい文学塾」の受講生からも、オール讀物新人賞で最終候補まで残った方が出ています。
  • 受講生から提出されたテキスト(短編小説、エッセイなど)を教材として採用しております。テキストは当日も配布いたしますが、希望者には事前にメール配信もいたします。一流の作家や評論家に自作を読んでもらえる、めったにない機会です。 創作をされる方は、いちど提出してみては。
  • プロ作家志望の方から、読書の楽しみを深めたい方も、ベストセラー作家の人となりに興味のある方まで、どなたでも気軽に参加できます。
  • 講座の進行としては、まず受講生にテキストを読んでの感想・作者への質問などを求めます。ついで作者による解説、それから講師による講評という流れで進めます。無言で参加することもできますが、なるべく発言したほうがより楽しめます。
  • 講座終了後には、講師の先生を交えての懇親会も開催します(会費は4000〜5000円ていど)。こちらへも参加されると、より深く楽しめます。
  • 近郊にお住まいで文芸に興味のある方、土日に東北へ旅行される方、ついでにワッシュ手作りのお菓子に興味がおありの方は、どうぞご参加ください。