日本の話芸
本日は、仙台文学館で開催された「彩雨亭奇談会」に行ってまいりました。仙台ゆかりの怪談作家、杉村顕道の怪談を、講談と落語にアレンジして語るというイベントです。
出演は、一龍斎貞山先生と三遊亭圓窓師匠。真打ちの講談師は「先生」、落語家は「師匠」と呼ぶのが通例です。
- アーティスト: 一龍斎貞山(八代)
- 出版社/メーカー: インデーズ・メーカー
- 発売日: 2006/11/17
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
三遊亭圓窓3「朝日名人会」ライヴシリーズ79「叩き蟹」「甲府い」
- アーティスト: 三遊亭圓窓(六代目)
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックダイレクト
- 発売日: 2012/06/27
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (2件) を見る
打ち上げにも連れて行っていただいたのですが、「先生」はともかく、人のことを面と向かって「師匠」と呼んだのはぼくにとって初めての経験であり、なかなか珍しい気持ちを味わいました。
というわけで、帰宅してからテレビでBSの映画チャンネルをつけっぱなしにして、パソコンをカタカタといじっておりましたら、テレビからどうも「きん枝師匠」「きん枝師匠」という言葉が聞こえてきます。
- 作者: 桂きん枝
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2009/01/16
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
と思ってテレビ画面をよく見たら、ベネチア映画祭の話題で、ポール・トーマス・アンダーソン監督の新作『ザ・マスター』について話していました。
http://www.cinematoday.jp/page/N0045891
- The Master - Official Trailer (2012) [HD]
ぼくの耳が落語家モードに変換されていただけで、テレビで話題にしていたのは「金獅子賞」でした。