1993年の女子プロレス

柳澤健の『1993年の女子プロレス』を注文しました。

1993年の女子プロレス

1993年の女子プロレス

女子プロレスを題材にしたノンフィクションとしては、井田真木子の名著『プロレス少女伝説』がよく知られています。今はふつうに使われるようになった「心が折れる」という言葉は、この本の中で井田のインタビューに答えた神取忍が発したのが初出です。
プロレス少女伝説 (文春文庫)

プロレス少女伝説 (文春文庫)

『プロレス少女伝説』では、神取忍長与千種が惹かれあいながらもついに対戦することがなかった、悲恋とすらいえる二人の運命を描いていましたが、その個性を充分に発揮できる相手に恵まれなかった神取が、長与との悲恋を経てついに北斗晶と出会うのが1993年。ある部分ではあの名著の続編ともいえる本なので、届くのが楽しみ。