ショー・コスギは出ません。 - 男の魂に火をつけろ！　～はてブロ地獄変～

「バジリスク」のアニメは概ね好評のようですが、今度は実写にもなるようです。
http://www.shinobi-movie.com

えーと、キャスティングに文句を言い始めたらキリがないのは分かってるんですが、伊賀と甲賀の忍者１０対１０だったのが５対５に減ってます。

甲賀方：甲賀弦之介・陽炎・室賀豹馬・如月佐衛門・筑摩小四郎
伊賀方：朧・薬師寺天膳・蓑念鬼・夜叉丸・蛍火

デブ（鵜殿丈助）、ジジイ（小豆蝋斎）、血みどろ（朱絹）、ナメクジ人間（雨夜陣五郎）、フリークス（風待将監）といったところをカットして、キレイ目なのを集めた（蓑念鬼を除く）無難なメンバー構成です。

もっとも危険と思われる地虫十兵衛（両手両足が無い）はやはり無理だったようですね。
演じるなら乙武くん以外ありえないし。

ただ、漫画版で一番人気があったお胡夷（ナイスバディ）をカットしたのは痛いんじゃないかなぁ。

あと、筑摩小四郎が伊賀から甲賀に移籍してるのはどういうわけなんでしょうか。

現時点で分かっている配役は、弦之介がオダギリジョー、陽炎が黒谷友香、朧が仲間由紀恵、天膳が椎名桔平。まぁ無難ですね。

山田風太郎先生の小説を原作とする映画は、jmdbによるとこれまでに２６本作られています。
山田風太郎
そのうち４本が「魔界転生」で、９本が「くノ一忍法帖」。
しかも、「くノ一忍法帖」を冠する作品のうち、小説「くノ一忍法帖」を原作とするものは２本だけ。

ほかは「外道忍法帖」や「自来也忍法帖」「忍法忠臣蔵」「柳生忍法帖」などを映画化したものに「くノ一忍法帖」のタイトルを冠しています。あぁややこしい。
今回の「忍　SHINOBI」は久しぶりに「くノ一」を冠しない忍法帖ものということになりますね。

あと、よく間違われますが「くノ一忍法伝」シリーズは山田風太郎先生の「くノ一忍法帖」とはまったく関係ありません。

インターネットでは、信憑性に乏しい発言を「香具師」と称することがありますが、言葉本来の意味で香具師の活躍が楽しめるのがこの小説。

映画版では、渥美清が主役です。
どうしても寅次郎から離れられなかったんですね、この人は。