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自民党では、テロ組織「イスラム国」のことを「ISIL」と呼称する方針を固めたようです。


「イスラム国」呼称「ISIL」に 自民申し合わせ - 産経ニュース 「イスラム国」呼称「ISIL」に 自民申し合わせ - 産経ニュース

 自民党は26日の役員会で、イスラムスンニ派過激組織「イスラム国」の呼称について、原則として「ISIL(アイシル)(イラク・レバントのイスラム国)」か「いわゆるイスラム国」という表現を使うことを申し合わせた。

 党内から「日本がイスラム国を独立国家として承認しているかのような印象を与えかねない」などという懸念が挙がっていたためだ。「ISIL」は「the Islamic State in Iraq and the Levant」の略称。

 外務省では、報道発表などですでに「ISIL」の表記を使用している。同省幹部は26日、「ほとんどのイスラム諸国はISILを非難している。日本がイスラムの国々と対峙しているわけではない」と説明した。岸田文雄外相は当初は記者会見などで「イスラム国」と呼ぶことがあったが、最近は「ISIL」で統一している。

「Islamic State」と言ってしまっている時点で対外的には同じような気もしますが、まぁ少しはマシでしょう。個人的には、あんなモン「死ね死ね団」とかでいいと思うけど。


あの組織を指す略称はいくつかあって、シンプルに「Islamic State」(イスラム国)を略した「IS」、「Islamic State in Iraq and al-Sham」(イラクとシャムのイスラム国)を略した「ISIS」、アラビア語名を英語で音読したものを略した「DAIISH」などもあります。でも「IS」だとハーレムアニメみたいだし、「ISIS」だとトヨタの車みたいだし、「DAIISH」は日本人には発音しづらい。



「ISIL」だと商品とのカブりはなさそうですが、「アイシル」と読むと、漢字だと「愛汁」になりそうで卑猥だ。


んで、シリアに比べればぐっと日本に近いフィリピンでも、イスラム武装勢力と特殊部隊が衝突して、多数の死者が出ています。


フィリピン警官49人死亡、ミンダナオ島でイスラム勢力と衝突 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News フィリピン警官49人死亡、ミンダナオ島でイスラム勢力と衝突 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

【1月26日 AFP】フィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島で、警察の特殊部隊と反政府イスラム武装勢力の衝突が発生し、警官49人が死亡した。

 同島を拠点とする反政府勢力「モロ・イスラム解放戦線(Moro Islamic Liberation Front、MILF)」とフィリピン政府が、40年以上にわたった紛争の末、昨年3月に調印に至った和平合意が試されている。

 約11時間に及ぶ衝突が発生したのは、ミンダナオ島のMILFが支配するマギンダナオ(Maguindanao)州のママサパノ(Mamasapano)。25日午前3時(日本時間同日午前4時)ごろ 、停戦合意で定められているMILFとの調整なしで警官隊がママサパノに進入し、銃撃戦となった。

 26日に急きょマギンダナオ入りしたフィリピン国家警察庁のレオナルド・エスピナ(Leonardo Espina)長官は声明を発表し、警察の特殊部隊は最近フィリピン南部で起きた爆発事件の背後にいるとされる「重要度の高い標的」を追跡していたと説明した。

 一方、MILF側の和平交渉責任者、モハグハ・イクバル(Mohagher Iqbal)氏は、警察が追っていた人物のうち1人は、東南アジアのイスラム地下組織ジェマ・イスラミア(Jemaah Islamiyah、JI)のメンバーで米国が500万ドル(約6億円)の懸賞金をかけている「マルワン(Marwan)」ことズルキフリ・ビン・イール(Zulkifli bin Hir)容疑者だったと語っている。

 また追跡されていたもう1人は、フィリピンの反政府イスラム武装勢力「バンサモロ・イスラム自由戦士(BIFF)」のバシット・ウスマン(Basit Usman)司令官だったとみられている。

 イクバル氏は、今回の衝突は和平プロセスの上で「大きな問題となるだろう」と述べたが、同氏、政府高官ともに停戦は保たれていると強調した。(c)AFP/Joel GUINTO

ミンダナオ島といえば、中核都市のダバオではロドリゴ・ドゥテルテ市長配下といわれる仕置人バイカー部隊「ダバオ・デス・スクワッド(DDS)」により、麻薬組織などの犯罪者が私刑されていて「リアルワイルド7」なんて言われていますが、このMILFも1970年代から暗躍しており、アブ・サヤフが壊滅した現在はフィリピン最大のイスラム武装勢力となっています。


MILFとフィリピン政府にはすでに和平が成立しているため、互いのトップは、今回の衝突は偶発的なものだと説明していますが、現場のキナ臭さはまだまだ簡単には消えそうにない、というところでしょうか。



それにしても、「MILF」という略称がねえ。ちょっと英語のスラングに詳しい人とか、xvideosに出入りしているような人だったらクスっとなる単語ですよこれ。

「MILF」というのは「Mom I'd Like to Fuck」(ヤりたいママ)の略語で、ニュアンス的には「熟女」とか「美魔女」とか「艶女」とかになるでしょうか。アラスカ州知事だったころのサラ・ペイリンなんかが、よくこう呼ばれて本人はイヤがっていたモンですが、最近は動画サイトのタグなんかですっかり日本人(のスケベ男)にもなじみ深い言葉となりました。性表現に厳しいイスラム教徒だから、そんな言葉は知らないんでしょうけどね。


ちなみに、ほかの用語をいくつか紹介すると「年下男を食う肉食系熟女」は「Cougar(クーガー、アメリカ大陸に棲むネコ科の大型獣)」、「MILF」よりもっと年上の女性は「Mature(完熟)」、白人と黒人など異なる人種のからみはそのまま「Interracial」、巨乳は「Busty」や「Boobs」「Bigtits」など、3人での性行為は「Threesom」、顔面への射精は単純に「Facial」、デコルテ部分への射精は「Pearl Necklace(真珠の首飾り)」という詩的な言葉で、膣内への射精は「Creampie(クリームパイ)」という美味しそうな言葉で呼ばれます。覚えておいて損はないよ! けど、大多数の人にとっては何の役にも立たないよ!