幼年期の終り

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))

幼年期の終り (ハヤカワ文庫 SF (341))



みんなアーサー・C・クラークの訃報についてばっかり触れてるので、オレはゲーリー・ハートで行くぜ。


カブキ、ムタの“生みの親”が死去 - 格闘技ニュース : nikkansports.com

ザ・グレート・カブキ、ザ・グレート・ムタをプロデュースしたゲーリー・ハートさんが16日(日本時間17日)、米テキサス州ダラスの自宅で心臓まひで亡くなっていたことが分かった。66歳だった。ハートさんは60年、プロレスラーデビュー。その後、プロレスのプロデューサーとしてらつ腕ぶりを発揮した。81年、日本の高千穂明久を顔面ペイントと毒霧を吹くカブキとしてデビューさせ、全米に一大旋風を巻き起こした。その後、カブキの息子ムタを誕生させるなど、多大な貢献をした。

この人といえば、『プロレススーパースター列伝』にも(ひとコマだけ)出てきましたね。

プロレススーパースター列伝 (11) (講談社漫画文庫)

プロレススーパースター列伝 (11) (講談社漫画文庫)

この漫画では、顔にペイントするアイデアを出した高千穂明久に、ハートは「おもしろいッ、すごみも満点だし、プロレス史上初の怪奇レスラーの誕生だ!」と激賞するんですが、実際には、1973年ごろに初代グレート・カブキ(正体はフィリピン系のレイ・アバーノ)が五大湖地区に登場しており、1981年に登場した高千穂カブキは二代目だったんですけどね。


http://www.showapuroresu.com/file/file16.htm


日本人ペイントレスラーとしてカブキと並び称されるケンドー・ナガサキも、桜田一男は実は二代目で、イギリスに初代ケンドー・ナガサキがいた、というのもオールド派のプロレスファンには周知のことかと思います。


初代の方は覆面レスラーだったんですけどね。

なにこのテキトーなマスク。
当時のイギリスには、ミステル・カカオみたいなマスク屋がいなかったんでしょうね。いちおう剣道の面をモチーフにしてはいるんでしょうけど、これじゃビッグ・ザ・武道よりはるかに劣りますね。


動いてるケンドー・ナガサキはこちら。

本国ではけっこう人気があったんですね。公式サイトもあります。
http://www.kendonagasaki.net/


えーと、何の話だったっけ。



そうそう、アーサー・C・クラークだ。


翻訳家の浅倉久志は、クラークからとったペンネームで、江戸川乱歩とか谷啓と同じ発想です。


また、深町秋生先生は、デビュー前には”加藤小判”のペンネームで投稿していたそうですが。

果てしなき渇き (宝島社文庫)

果てしなき渇き (宝島社文庫)

(↑池上冬樹先生の解説を参照)
同名で、エロ漫画を描いてる同人作家の人もいるようです。


http://www.toranoana.jp/mailorder/cot/author/21/b2c3c6a3beaec8bd_01.html
http://members.jcom.home.ne.jp/katokoban/


なんだかいろいろと濃ゆいなぁ。

ネヴァーマインド

ネヴァーマインド




あと、今日はランディ・ローズの命日でもあります。