震災と文学 2017年度後期

アクセスが伸びているうちに、催し物の告知です。

東北学院大学地域共生推進機構 連続講座〈震災と文学〉2017年度後期 

■11月10日(金) 18:00〜19:30

「さかな記者がみた石巻の6年」
高成田享 仙台大学教授

■11月17日(金) 18:00〜19:30

「仙台に文学賞を 仙台短編文学賞ことはじめ」
土方正志 荒蝦夷代表
大和田雅人 河北新報出版センター取締役出版部長
川元茂 プレスアート編集部長

■12月18日(月) 18:00〜19:30

近現代史における〈災後〉をいかに考えるか」
御厨貴 東京大学先端科学技術研究センター客員教授

■2月9日(金) 18:00〜19:30

「未来を祀るために 未来神楽をめぐって」
 和合亮一 詩人


◎会場/東北学院大学 土樋キャンパス ホーイ記念館ホール(地階)
◎受講料/無料(どなたでも受講できます)
【申込方法】氏名・年齢・住所・連絡先(電話番号、メールアドレス)、受講希望日を明記の上、ハガキ、FAXまたはEメールにて下記までお申込みください。
【お問合せ・お申込】東北学院大学 地域共生推進課 〒980-8511 仙台市青葉区土樋1-3-1
TEL:022-264-6562 FAX:022-264-6522 Eメール:kikou@staff.tohoku-gakuin.ac.jp
主催■東北学院大学地域共生推進課  企画・コーディネート■有限会社荒蝦夷

※上記のほか1講座を予定しております。詳細は決まり次第お知らせいたします。

【講師略歴】

◆高成田享(たかなりたとおる)

1948年、岡山県生まれ。仙台大学教授。東京大学経済学部卒業。朝日新聞社アメリカ総局長、同論説委員などを経て、2008年1月から2011年2月まで同石巻支局長。同年4月より東日本大震災復興構想会議委員。単著に『さかな記者の見た大震災 石巻讃歌』(講談社)、共著に『ディズニーランドの経済学 増補版』(朝日文庫)、『話のさかな コラムで読む三陸さかな歳時記』(荒蝦夷)など。『石巻学』(石巻学プロジェクト/荒蝦夷)に「石巻さかな族列伝」を連載中。NPO法人東日本大震災こども未来基金理事長なども務める。

さかな記者が見た大震災――石巻讃歌

さかな記者が見た大震災――石巻讃歌

◆土方正志(ひじかたまさし)

1962年、北海道生まれ。荒蝦夷代表。東北学院大学文学部卒業。荒蝦夷は震災後の出版活動により出版梓会新聞社学芸文化賞受賞。著書に『ユージン・スミス 楽園へのあゆみ』(偕成社産経児童出版文化賞受賞)、『てつびん物語 阪神淡路大震災・ある被災者の記録』(偕成社/同入賞)、『震災編集者――東北のちいさな出版社〈荒蝦夷〉の5年間』(河出書房新社)など。仙台短編文学賞実行委員会代表。

◆大和田雅人(おおわだまさと)

1960年、宮城県仙台市生まれ。河北新報出版センター取締役出版部長。中央大学商学部卒業。河北新報報道部記者、編集委員論説委員を経て2016年から現職。著書に『四ツ谷用水光と影 仙台・消えた遺産を追う』『よみがえる仙台の建築 戦災から10年』、共著に『仙台藩ものがたり』(以上、河北新報出版センター)。仙台短編文学賞実行委員会。

◆川元茂(かわもとしげる

1967年、宮城県石巻市生まれ。プレスアート編集部長。東北学院大学法学部卒業。リクルートを経て仙台のプレスアートに入社し、『せんだいタウン情報S-style』『COLOR』『Kappo仙台闊歩』各編集長を経て現職。仙台・宮城・東北の魅力を再発見するべく、現場感覚を大切にしながら地域に密着した雑誌づくりを続ける。仙台短編文学賞実行委員会事務局長。

震災編集者:東北の小さな出版社・荒蝦夷の5年間

震災編集者:東北の小さな出版社・荒蝦夷の5年間

四谷用水光と影―仙台・消えた遺産を追う

四谷用水光と影―仙台・消えた遺産を追う

御厨貴(みくりや・たかし)

1951年、東京生まれ。東京大学先端科学技術研究センター客員教授東京大学法学部卒業。政策研究大学院大学教授、東京大学教授を経て現職。専門は政治史、オーラル・ヒストリー。東日本大震災復興構想会議議長代理、復興庁復興推進委員会委員長代理を歴任。主著に『政策の総合と権力 日本政治の戦前と戦後』(東京大学出版会サントリー学芸賞)、『馬場恒吾の面目 危機の時代のリベラリスト』(中公文庫/吉野作造賞)、『権力の館を歩く 建築空間の政治学 』(ちくま文庫)、『政党政治はなぜ自滅したのか? さかのぼり日本史』 (文春文庫)など。

和合亮一(わごう・りょういち)

1968年、福島県福島市生まれ。詩人。福島大学教育学部卒業。『AFTER』で第4回中原中也賞、『地球頭脳詩篇』(共に思潮社)で第47回土井晩翠賞を受賞。東日本大震災直後からツイッターで発した言葉は詩集3部作『詩ノ黙礼』(新潮社)、『詩の礫』(徳間書店)、『詩の邂逅』(朝日新聞出版)に結晶。ほか『詩の礫 起承転転』(徳間書店)、『廃炉詩篇』(思潮社)、『昨日ヨリモ優シクナリタイ』(徳間書店)、『生と死を巡って 未来を祀るふくしまを祀る』(イースト・プレス)など著書多数。

昨日ヨリモ優シクナリタイ

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