「震災と文学――危機の時代に」

もろもろお世話になっている(有)荒蝦夷さんからのご案内で、きょうも告知です。

新緑の美しい季節となりました。
本年度の東北学院大学地域共生推進機構連続講座「震災と文学――危機の時代に」(企画・コーディネート/荒蝦夷)についてご案内申し上げます。
第1回(6月2日)は講師に赤坂憲雄氏を、第2回(6月30日)は講師に熊谷達也氏をお迎えします。
どなたでも無料で受講できますので、ぜひお越しください。

■6月2日(金)18:00〜19:30

赤坂憲雄学習院大学教授、福島県立博物館館長、遠野文化研究センター所長)

「東北独立文学論」

あかさかのりお◎。1953年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。著書に『岡本太郎の見た日本』(岩波書店、第17回ドゥマゴ文学賞、第58回芸術選奨文部科学大臣賞、第58回河北文化賞、第13回宮澤賢治イーハトーブ賞)、『異人論序説』(ちくま学芸文庫)、『境界の発生』(講談社学術文庫)、『東西/南北考 いくつもの日本へ』(岩波新書)、『東北知の鉱脈』『福島へ/福島から 赤坂憲雄エッセイ集 福島民報〈日曜論壇〉2004〜2013』(共に荒蝦夷)、『震災考 2011.3-2014.2』(藤原書店)、『東北学/もうひとつの東北』(講談社学術文庫)など。

列島語り ―出雲・遠野・風土記―

列島語り ―出雲・遠野・風土記―

■6月30日(金)18:00〜19:30

熊谷達也(作家)

「〈仙河海シリーズ〉第1期を書き終えて」

くまがいたつや◎1958年、宮城県仙台市生まれ。東京電機大学理工学部卒業。『ウエンカムイの爪』(第10回小説すばる新人賞)、『漂泊の牙』(第19回新田次郎文学賞、共に集英社文庫)、『邂逅の森』(文春文庫、第17回山本周五郎賞、第131回直木賞)のほか、東日本大震災後の架空のまちを描く「仙河海市」シリーズに『リアスの子』(光文社文庫)、『微睡みの海』(角川文庫)、『ティーンズ・エッジ・ロックンロール』(実業之日本社)、『潮の音、空の青、海の詩』(NHK出版)、『希望の海 仙河海叙景』(集英社)、『揺らぐ街』(光文社)、『浜の甚兵衛』(講談社)、『鮪立の海』(文藝春秋)がある。

希望の海  仙河海叙景

希望の海 仙河海叙景


(以下、共通です)

  • 会場/東北学院大学 土樋キャンパス ホーイ記念館ホール(地階) 
  • 受講料/無料(どなたでも受講できます)

【申込方法】

氏名・年齢・住所・連絡先(電話番号、メールアドレス)、受講希望日を明記の上、ハガキ、FAXまたはEメールにて下記までお申込みください。

【お問合せ・お申込先】

東北学院大学 地域共生推進課 〒980-8511 仙台市青葉区土樋1-3-1
TEL:022-264-6562 FAX:022-264-6522 Eメール:kikou@staff.tohoku-gakuin.ac.jp


※第3回目以降は山下祐介氏(首都大学東京准教授)、柳美里氏(小説家・劇作家)、三浦佑之氏(国文学者、千葉大学名誉教授)を予定しております(詳細が決まり次第お知らせいたします)。