戦争映画ベストテン:1点映画特集
さて、本日は映画ベストテン企画恒例の「1点しか入りませんでした映画」をお届けします。順位でいえば298位タイとなります。
- ミツバチのささやき
- トワイライト・ゾーン超次元の体験
- ワンス・アンド・フォーエバー
- ゴジラVSキングギドラ
- バトルロワイアル2
- 地雷を踏んだらサヨウナラ
- 桃太郎 海の神兵
- 王立宇宙軍 オネアミスの翼
- チップス先生さようなら
- レッド・クリフ
- イーダ
- 戦闘機対戦車
- 意志の勝利
- リンカーン
- ブラヴォー・ツー・ゼロ
- メンフィス・ベル
- 月がのぼるまでに
- おばけ煙突のうた
- 華氏911
- 僕は戦争花嫁
- スクワッド/栄光の鉄人軍団
- 兵士シュベイク行先はどこだ?
- マンハント
- サイボーグ009
- グリーン・ベレー
いつものことながら、このあたりになると「何だそれ?」というような作品も出てきます。『おばけ煙突のうた』という作品はまったく観たことも聞いたこともなかったのですが、学校などで上映される教育アニメ映画のようです。『この世界の片隅に』を激賞する人の中には「教条的な反戦映画ではない」と抽象的な褒め方をしていた人もいましたが、おそらくそういう人が想像する「教条的な反戦映画」というのはこのような作品を指すのでしょう。とはいえ、そういった作品にもそれなりの味わいがあり、観た人の映像体験として心に残るものである、というのもまた事実であります。
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「怪獣映画は入らない」と募集エントリで注意したにもかかわらず『ゴジラvsキングギドラ』をぶち込んでくる剛の者もあり(とはいえ、ゴジラ誕生の秘密を探るため太平洋戦争の戦場にタイムスリップする場面があり、「戦争映画ではない」と言い切ることもできない作品ではある)、かと思えば、もっと上位に来るかと思っていた『ワンス・アンド・フォーエバー』や『地雷を踏んだらサヨウナラ』が1点にとどまるなど、相変わらず予想外の事態が起こる、このランキング企画です。
庶民の生活を丁寧に描き戦争の悲惨さを訴えた『この世界の片隅に』を頂点とする、このランキングの末尾を飾るのが、ジョン・ウェインの晩節を汚したとまで批判された戦意高揚プロパガンダ映画『グリーン・ベレー』だというのもまた味わい深い。
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というわけで、明日はまた恒例の「順不同で1人だけが投票した映画」特集をやります。