11月の告知

では、来月の告知です。

 神奈川県横浜市出身。早稲田大学第一文学部卒業。
 1990年に『幸福な遊戯』で第9回海燕文学新人賞を受賞してデビュー、芥川賞に三度ノミネートされる。
 1996年には『まどろむ夜のUFO』で第18回野間文芸新人賞、1997年に『ぼくはきみのおにいさん』で第13回坪田譲治文学賞、2005年には『対岸の彼女』で第132回直木賞を受賞。2006年には『ロック母』で川端康成文学賞、2007年には『八日目の蝉』で第2回中央公論文芸賞、2011年には『ツリーハウス』で第22回伊藤整文学賞を受賞している。2012年には『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞を受賞した。2014年にも『私のなかの彼女』で第2回河合隼雄物語賞を受賞。

 また、『紙の月』は吉田大八監督・宮沢りえ主演により映画化され、11月15日(土)より公開。

 純文学とエンターテインメントの双方で高く評価され、また『キッドナップ・ツアー』などの児童文学や、絵本の翻訳も手がけている。

 文学賞の選考委員も多数つとめる、現代の文壇を代表する作家の一人である。

紙の月 (ハルキ文庫)

紙の月 (ハルキ文庫)

せんだい文学塾

  • 11月22日(土)16時開場、16時30分〜18時30分開講
  • 会場:仙台文学館 講習室 http://www.sendai-lit.jp/
  • 定員:90名
  • 受講料:一般2000円、学生1000円、高校生以下無料
  • お申し込み/お問い合わせ:せんだい文学塾運営委員会 sendaibungakujuku@gmail.com お電話は080-6013-5008

小説家になろう講座

この講座について

  • 文芸評論家の池上冬樹先生が、アドバイザーを務められます。仙台と山形で運営母体は異なりますが、雰囲気や内容はほぼ共通しています。
  • ゲストとして、大手出版社の編集者が参加することもあります。
  • 小説家になろう講座」講座からは、「このミス大賞」出身作家の深町秋生さん、大藪春彦賞作家の柚月裕子さん、刑務官の経歴を活かした女子刑務所小説を刊行されている壇上志保さん、怪談作家として各所で暗躍中の黒木あるじさん、小説現代長編新人賞でデビューし、第2作、第3作も続けて刊行されている吉村龍一さん、徳間書店より『谷中ゲリラアーチスト』を刊行されデビューした織田啓一郎さんを輩出しています。
  • 「せんだい文学塾」の受講生からも、オール讀物新人賞で最終候補まで残った方や、小説現代長編新人賞で最終候補まで残った方が出ています。
  • 受講生から提出されたテキスト(短編小説、エッセイなど)を教材として採用しております。一流の作家や評論家に自作を読んでもらえる、めったにない機会です。 創作をされる方は、いちど提出してみては。
  • プロ作家志望の方から、読書の楽しみを深めたい方や、ベストセラー作家の人となりに興味のある方まで、どなたでも気軽に参加できます。
  • 講座の進行としては、まず受講生にテキストを読んでの感想・作者への質問などを求めます。ついで作者による解説、それから講師による講評という流れで進めます。無言で参加することもできますが、なるべく発言したほうがより楽しめます。
  • 講座終了後には、講師の先生を交えての懇親会も開催します(会費は4000〜5000円ていど)。こちらへも参加されると、より深く楽しめます。
  • 近郊にお住まいで文芸に興味のある方、土日に東北へ旅行される方、ついでにワッシュ手作りのお菓子に興味がおありの方は、どうぞご参加ください。