骨法伝説 夢必殺拳
本日開催された、新日本プロレスの横浜アリーナ大会を、映画館のライブビューイングで観戦してきたッス。
ぼくが行った劇場では、お客の入りは6割といったところ。カップルや子ども連れが少なくないあたりは、いまの新日にある勢いを感じました。
んで、今回の興行では、飯伏幸太vs石井智宏と、中邑真輔vsダニエル・グレイシーの試合で、掌打が繰り出されたのが印象的でした。肘打ち合戦、張り手合戦、そして掌打合戦という流れです。
喧嘩芸骨法(けんかげいこっぽう)―現代に甦った最強の必殺拳法 (サラブレッド・ブックス)
- 作者: 堀辺正史
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 1987/11
- メディア: 新書
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しかしねえ、飯伏とダニエルの掌打がねえ、すんげえヘッタクソなんだ。
ただ掌を前に突き出してるだけで、ぜんぜん打撃技のフォームになってないの。
いまはYouTubeとかで昔の映像も簡単に見れるんだから、ちゃんと勉強して、練習してからやれと言いたいですね!
あと、飯塚高史がCHAOSから鈴木軍にユニットチェンジしたり(お客さんはみんなびっくりしてたけど、正直どうでもいい)、柴田勝頼と後藤洋央紀の仲良しタッグに亀裂が入るアングルのはずなのに、対戦相手の真壁刀義が後藤の蹴りで顎を負傷して口から大量の血を流し、観客の誰もがそっちのほうが気にかかって柴田と後藤のことなんてどうでもよくなったり、グレイシーに勝った真輔が「俺はM78星雲じゃないところから来たヤオトラセブンだ」と謎発言をして「イヤァオはわかるが八百はねえだろ」とヒヤヒヤしたり、中継終わりに解説の永田さんが「1、2、3、ゼァッ!」を決めようとしたら「1、2、3」までで切れたり、見どころはいくつかある興行でしたが、ダニエルとホーレスのグレイシーコンビが醸し出す強烈なズンドコ感をかき消すことはできませんでした。もっとプロレスの練習してから来い!