一番星北へ帰る

今日は一日、悲しみに沈んでおりました。


http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2014051700125

鈴木則文さん死去=「トラック野郎」監督−80歳

 「トラック野郎」シリーズなどを手掛けた映画監督の鈴木則文(すずき・のりぶみ)さんが15日午後2時17分、脳室内出血のため東京都武蔵野市の病院で死去した。80歳だった。浜松市出身。葬儀は近親者で行う。喪主は妻早苗(さなえ)さん。
 東映京都撮影所に入社し、やくざ映画からコメディーまで手掛ける職人肌の監督として同社のプログラムピクチャーの一翼を担った。全10作を監督した菅原文太さん主演の「トラック野郎」は人気シリーズに。この他の代表作に「聖獣学園」「伊賀野カバ丸」「文学賞殺人事件 大いなる助走」など。「緋牡丹博徒」シリーズの脚本も担当した。 (2014/05/17-10:55)

もう8年も前のことになりますが、仙台で『トラック野郎・一番星北へ帰る』がレイトショー上映されたことがあるんですよ。

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男の旅はひとり旅 - 男の魂に火をつけろ!
このときはトラッカー団体の後援によるけっこう大々的なイベントで、鈴木監督も来場して挨拶していたんです。
上映終わりには、ぼくも監督と握手してもらいました。一生の思い出です。



あのときは、トラッカーたちによる、『トラック野郎』新作を要望する書名活動もありました。
今年の4月には、ブルーレイ化記念上映会で、愛川欽也が「今、俺と文ちゃんの実年齢でやれば面白いんじゃないか。生きているうちに11本目が生まれることを期待している」とリップサービスもしていましたが、鈴木則文監督による新作はかなわぬ夢となってしまいました。


ちなみに『トラック野郎』はパチンコ化もされていて、菅原文太の顔をかたどった役物が発動(目が光る)したら激アツという、頭がおかしいとしか思えない演出があるのでありました。

正直、いまコレを作る意味がわかんないんですが、まぁこの業界にはよくあることです。


東映は、映像作品のパチンコ化にわりと積極的で、『トラック野郎』以外にも『遠山の金さん』『柳生一族の陰謀』『銭形平次』『呪怨』などがすでに出ています。
このラインナップを見るにつけ、次の本命は「CR仁義なき戦い」じゃないかと思いますね。『蒲田行進曲』も出てるし。疑似連のSEはもちろん津島サウンドで、きっと菅原文太リーチ、千葉真一リーチ、松方弘樹リーチ、梅宮辰雄リーチ、成田三樹夫リーチとかあるのね。んで、金子信雄リーチでは「お父ちゃんはお前の好きな銀の玉を2000発持っちょる〜!」とか言って、大当たり確定の超激アツだったりするんですよ。モデルになった人々もみんな鬼籍に入ったし、マジで出るんじゃないかなあ。

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