覚醒剤打たずにホームラン打とう

週刊文春が、「シャブ&飛鳥」に続く有名人ドラッグスキャンダルをスッパ抜きまして。

男道 (幻冬舎文庫)

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清原和博は薬物で緊急入院していた! | スクープ速報 - 週刊文春WEB 清原和博は薬物で緊急入院していた! | スクープ速報 - 週刊文春WEB

清原氏に近い関係者によると、「現在、清原は薬物使用の影響による副作用に苦しんでいる。昨年も都内の精神病院に1週間ほど入院した」という。

 小誌取材班は、清原氏が一時的に大学病院の外に出てきたところで直撃取材を行った。記者の前に現われた清原氏は、淀んだ目つきで宙を見上げ、口元は終始半開きのままという状態。記者が質問を投げかけると、非常にゆっくり答えたが、ろれつが回らず、ときおり意味不明の言葉も発した。

このエントリでは「薬物」の種類を断定していませんが、誌面では「覚醒剤など」とハッキリ書かれています。


まぁ、清原の出で立ちやキャラクター性からいうと、クスリをやっていてもそれほど意外ではないというか。
今のところ、イメージキャラクターをつとめるパチンコ店「ベガスベガス」のCMもふつうに放送されていて、降板という話にはまだなっていないようです。


んで、清原の事務所からは反論が出ています。
清原氏糖尿病 薬物報道に訴訟も検討/野球速報/デイリースポーツ online 清原氏糖尿病 薬物報道に訴訟も検討/野球速報/デイリースポーツ online

 元プロ野球選手の清原和博氏(46)が薬物使用が原因で先月、都内の病院に入院していたと6日発売の週刊文春が報じたことに対して、清原氏の事務所オフィスキヨハラは同日、マスコミ各社へのファクスで報道を否定した。

 それによると、清原氏は1月下旬から体調を崩し、病院で診察を受けた結果、糖尿病と診断されたという。2月はキャンプ視察で忙しかったため2月27日に入院、3月4日までの6日間、治療を受けたという。

 今回の報道に対して、清原氏の事務所はこれを名誉棄損として訴訟を含めた法的手段を通じての抗議を検討している。

文春の記事で紹介されていた症状は「番組撮影中、突然体の震えが始まり、急に汗が噴き出してきて撮影が滞った」「両手のこぶしを握り締めて踏ん張っていないと立っていられない状態だった」というものですが、これらは糖尿病による低血糖発作でも見られます。覚せい剤でもステロイドでもなく、実はインスリンだったという話でしょうか。まぁ文春としては、他にも掴んでいる情報はあるのかもしれないけど。


このニュースから思い出したのが、かつてジャイアンツで活躍した新浦壽夫投手のエピソードです。

ぼくと野球と糖尿病

ぼくと野球と糖尿病

1984年、巨人を退団して韓国の三星ライオンズに移籍した新浦投手。韓国籍ではあるものの、日本語しか話せない彼にとって、異国でしかない韓国の生活はかなりストレスを感じるものだったとのことです。
そのストレスによって、新浦は糖尿病を発症しました。インスリン注射が欠かせないほど重症で、体力も衰え、体格もやせ細ります。
しかし、病気を知られることで解雇されるのを恐れた新浦はその事実をチームメイトにもひた隠しにし、注射も人目につかないよう、トイレの個室などに隠れて打っていたそうな。


でも、そんな秘密をずっと守れるはずもありません。


ある時、新浦の荷物の中に注射器があるのが見つかり、病気のためやせていたこともあって、韓国球界に「新浦は覚せい剤をやっている」といううわさが広まったのでありました。


清原も同じようなことになるのかどうか、それはわかりませんけどね。


ちなみに、元プロ野球選手で覚せい剤に手を出した人といえば江夏豊が有名ですが、江夏が初犯なのにいきなり実刑判決をくらったのは、入手先などをいっさい歌わなかったためとも言われており、さすが男・江夏だ、と一部では評判になったものでした。

左腕の誇り―江夏豊自伝 (新潮文庫)

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