2月の告知(追記)

2月の告知で、山形の「小説家になろう講座」をご案内いたしましたが、講師としておいでいただく予定だった辻原登先生が、やむを得ぬ事情により参加できなくなりました。


そこで急遽、コーディネーターの池上冬樹先生が純文学の作家に講師のオファーを出してくださり、仙台市在住の佐伯一麦先生がこころよく引き受けてくださいました。ありがとうございます。


というわけで、再度の告知です。

小説家になろう講座

 1959年仙台市出身。仙台第一高校卒業。高校卒業後に上京し、週刊誌記者や電気工などの職につきながら小説を執筆。1984年に「木を接ぐ」(『雛の棲家』所収)で第3回海燕文学賞を受賞しデビュー。1990年『ショート・サーキット』で野間文芸新人賞、1991年には『ア・ルース・ボーイ』で三島由紀夫賞を受賞。その後、仙台市に帰郷し、1997年『遠き山に日は落ちて』で第1回木山捷平文学賞。同年にはノルウェーに一年間滞在する。
 2004年に『鉄塔家族』で第31回大仏次郎賞。2007年にはノルウェー滞在経験をもとにした『ノルゲ』で第60回野間文芸賞、2014年には父母との葛藤と東日本大震災を見すえた『還れぬ家』で毎日芸術賞を受賞。また、アスベスト禍を追ったルポルタージュ『石の肺』も刊行。そのほかの作品に『無事の日』『木の一族』『光の闇』、エッセイに『散歩歳時記』、書評集『からっぽを充たす』などがある。最新作は完成まで20年の歳月を費やした『渡良瀬』(岩波書店)。現代を代表する私小説作家として知られる。
 現在、木山捷平短編文学賞大仏次郎賞、野間文芸賞の選考委員を務めている。

渡良瀬

渡良瀬


どうぞよろしくお願いします。