「ごちそうさま」の効能
わりと楽しみに読んでいたはてなブログが、ブログ主のツイッター炎上→釈明エントリがさらに炎上という経緯を経てエントリ削除&非公開化、という残念な結末を迎えてがっかりしています。
ナナオクプリーズ
矢沢永吉も笑ったという桃太郎シリーズとか、最近では「意識が高い横文字ショー歌」とか面白かったんですけどね。
それらのネタ路線で人気を集めてから、別アカウントで社会派エントリも書き始めたようなんですが、そこからがマズかったらしい。ツイッターで「牛丼屋で店員にごちそうさまを言う人は低所得そうな人が多い」みたいなことをつぶやいたら、そこから大炎上して、上記の事態に発展したというのですが、でも「出版物の刊行停止」までやるってのは明らかにやり過ぎだと思うなぁ。
乗り物やお店などにおける、公共マナーネタってのは炎上ネタとして鉄板ですが、ネタの小ささとそれに対する反応の大きさが、あまりに違いすぎるのでクラクラします。どうでもいいやないかそんなこと。こないだも、ホリエモンが「新幹線で泣く子どもがうざい」みたいなことつぶやいて叩かれてたし、そのあおりを喰って、辻希美と杉浦太陽が子どもをグリーン車に載せてたのすら叩かれてましたからねえ。
今回の顛末については、このあたりで考察されていますのでご参照のほど。
低所得ごちそうさまツイート炎上は、地雷と語彙、伝え方の問題では - 夜の庭から
「ありがとう」「ごちそうさま」はお手軽で無料のマジカルワード - 斗比主閲子の姑日記
ところで、筋金入りの低所得者であるワスには、牛丼屋に入る習慣こそあまりないんですけど(牛丼よりラーメンのほうが好きなのと、仙台には半田屋という貧困層でも入れる食料配給所があるため)、お店で食事を終えて出ていくときには、店の人に「ごちそうさまでした」と言うクセはついています。別に育ちがいいとか気配りができるとかそういうアピールじゃなくて、単に食事というイベントの完成度を高めるための精神的行為なんですけどね。
という話は、ちょっと前にも書いた気がする。
「いただきます」の効能 - 男の魂に火をつけろ! 〜SF映画ベストテン受付中〜
お店や施設を退出するときの挨拶、ってのも、いろいろ考えていくと面白いかもしれない。
- 飲食店:「ありがとうございました」「ごちそうさまでした」
- 病院:「お大事に」「お世話様でした」
- タクシー:「はい着きました」「どうもでした」
- 銭湯:「ありがとうございました」「いいお湯でした」
- ソープランド:「ありがとうございました」「けっこうなお点前でした」
ってな感じで。
(風俗に詳しい方から教わったところによると、「またね」「また指名するね」ってのが別れの挨拶としてポピュラーだそうである)
あ、そういえば、震災直後にももいろクローバーZが仙台で無料ライブをやって、ワスもそれ観にいったんですよ。
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