さらば2013年

2013年ももう終わりです。思えばいろんなことがありました。峯岸みなみがスキャンダルで坊主になったり、渡り廊下走り隊がメンバーの不仲により解散したり、指原莉乃がまさかの総選挙１位になったり、島崎遥香が「世界一美しい顔ベスト１００」の５６位に入ったり。そして特定秘密保護法の成立を始めとするグングツ（←なぜか変換できない）の響きはますます高らかになるばかりで、来年以降の世相も心配されるところです。

それはそれとして、今年一年で、当「男の魂に火をつけろ！」において反響のあったエントリは、これらです。

一杯の鴨南蛮 - 男の魂に火をつけろ！
繰り返し出てきては消費される「いい話」について。いまどき「一杯のかけそば」を目にするとは思わなかった。

日清冷凍食品 日清のどん兵衛 鴨南蛮そば ×28個

＼なのは完売！／ - 男の魂に火をつけろ！
父よあなたは強かった（性的な意味で） - 男の魂に火をつけろ！
性愛の多様性を訴えたポスターがガチムチに改変されたことにより、巻き起こされたもろもろの騒動。このテの話題になると「我々は虐げられているんだ！」と聞いてもいないのに騒ぐ人たちが湧いてくるのは、ここ数日のホットな話題である女性型おそうじロボの話と同じですね。アレに関してはあんまり触りたくないのでスルーします。

七月六日 - 男の魂に火をつけろ！
大和田秀樹の放射脳撲滅漫画『風評破壊天使ラブキュリ』をご紹介しました。最近もゲンロン界隈の人たちが原発関連で妙チキリンなネタをかましていますが、不謹慎度でも破壊力でも大和田秀樹のほうが数倍上だと思いますね。

風評破壊天使ラブキュリ (チャンピオンREDコミックス)

ステーキけんＦＣ内部告発 - 男の魂に火をつけろ！
社長の乱暴な言動で有名な「ステーキけん」フランチャイズの店長が、自分が乗り越えてきた苦境を自慢するつもりが結果として痛烈な内部告発をしてしまった件について。やっぱステーキは自分で焼いて喰うに越したことはありません。

おいしいパンケーキの焼き方 - 男の魂に火をつけろ！
ぼくの得意ネタである大藪春彦グルメシリーズより、『戦士の挽歌（バラード）』主人公の無茶な食生活を取り上げた一本。朝からパンケーキ１２枚とベーコン３００ｇとか頭おかしいだろ……（だがそれがいい）。

戦士の挽歌 上 (光文社文庫)

２４時間残念営業（じゃない） - 男の魂に火をつけろ！
アベノミクスの流れを受けて、社員の給料を上げると発表した会社についての疑問。どうせその分は非正規労働者と下請け業者の締め上げに転嫁されるだけだろうに。

決戦、第3新仙台市 - 男の魂に火をつけろ！
「もしエヴァンゲリオンが東北弁だったら」というエントリが間違いだらけだったので、なるべく正確な考証のもとに再構成しました。

一番くじ ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q D賞 真希波・マリ・イラストリアスフィギュア

学園アニメのお約束 - 男の魂に火をつけろ！
ロトスコープアニメ『惡の華』に対するアニメファンの反応を見て、ちょっとイラっときて書きました。ちなみにアニメは第１話しか見ませんでした。

『惡の華』Blu-ray 第一巻

ファイトマネー未払い求める格闘家「人間不信に陥る」 - 男の魂に火をつけろ！
未払い残業代に対する物流業界の考え方を、サダハルンバ谷川とボブ・サップの銭闘になぞらえてコピペ改変してみました。コンビニ弁当を食する谷川さんはともかく、石井館長は今もミスインターナショナルを脅迫する一味に加わるなど暗躍していて、元気そうで安心しました。バーニング！

Making 世界一

初音ミク告別式 - 男の魂に火をつけろ！
トンチンカンな発言には定評のある片山さつき議員が、「初音ミクが死んだらファンがお葬式をやりそう。そういう人たちに扇情的な画像を見せるのは危険」などとワケのわからないことを言っていた件について。寺山修司の悪口はそこまでにしてもらおうか。

【フィギュア付き】 あしたのジョー(5)力石とジョー、宿命の死闘!編 (KPC)

オレは表現規制とロリコンが嫌いだ - 男の魂に火をつけろ！
ぼくはロリコン漫画なんかなくなってもいいと思ってるんですけど、だからって国家権力がそれを潰そうとするのには大反対です。何度でも言いますけど、表現の自由ってのは、いい表現と悪い表現を区別する権利を官憲に与えないってことなんです。

それはとっても嬉しいなって - 男の魂に火をつけろ！
『魔法少女まどか☆マギカ』劇場版も好評な虚淵玄が、実は大坪砂男の孫だったという意外な事実。

零人 (大坪砂男全集4) (創元推理文庫)

「鉄人」の呪縛 - 男の魂に火をつけろ！
力道山が、バディ・ロジャースではなくルー・テーズを史上最高のレスラーと位置付けたことによる影響が、現代にまで残っているのではという考察をしてみました。ロジャースとテーズの確執については、柳澤健の連載「１９６４年のジャイアント馬場」（週刊大衆）を参照のこと。

被災地をねらうカルト - 男の魂に火をつけろ！
仙台市で開催された、日本脱カルト協会の講演ルポ。各地で歓迎されているゴスペルコンサートが、実はカルトの隠れ蓑としても機能しているという現実は何とも苦々しいです。

「カルト宗教」取材したらこうだった (宝島SUGOI文庫)

ヒャッハー特区構想 - 男の魂に火をつけろ！
何度も何度も出てくる残業代ゼロ法案。今度は労働法の通じない特区を作ろうというのだから驚きました。いっそあらゆる法律の通じない無法地帯でも作ればいいのに。

この劇画が（本当に）スゴい！ - 男の魂に火をつけろ！　〜SF映画ベストテン受付中〜
デイリーポータルZが、劇画をコケにする記事を載せていたのでカッとなって書いた。後悔はしていない。『カラテ地獄変』は史上最高の漫画である。

新カラテ地獄変 孤狼放浪編 上 (KCデラックス)

ズンドコ亀田ショー - 男の魂に火をつけろ！　〜SF映画ベストテン受付中〜
亀田家とTBSがズンドコの限界に挑戦するようなひどいショーをやっていたので、ボクシングの歴史を紐解いてみました。モハメド・アリのズンドコ試合は『ロッキー』を生みましたが、TBSのズンドコは何も生まないという違いは大きいですね。

ロッキー(特別編) [DVD]

SF映画ベストテン - 男の魂に火をつけろ！　〜SF映画ベストテン受付中〜
毎年恒例の映画ベストテン。今年は「SF」がテーマです。さて、その結果は……

すみません！　間に合いませんでした！

明日は発表できますので、どうぞ来年もよろしくお付き合いください。