心のフォルダを作れ

昨日の文学フリマでは、浜松町から会場へのモノレール車中でいきなりマトモ亭(id:throwS)に遭遇するという怪奇現象に見舞われ、会場は冷房が切れ売店のローソンも閉まっているという悪条件の中、一日中ずっと汗だくでしたが、戦利品はこちら。

いつもの「Bootleg」、今回のテーマは「BASIC」として、現代映画の基礎知識と「シネフィル」について論じています。



執筆陣のサインもいただきました。



虫プロダクションの新作もゲット。今回も過激で、良識派の眉を顰めさせるに充分。



とみさわ昭仁さんの『蒐集原人3号』。今回の表紙は喜国雅彦です。

人生のサバイバルを生き抜く映画の言葉

人生のサバイバルを生き抜く映画の言葉


『人生のサバイバルを生き抜く映画の言葉』にもサインをいただきました。



今日の早川さん』でおなじみのCOCOさんを中心とする『yARn』もゲット。フモさん(id:globalhead)もそろそろ暗黒皇帝のキャラ設定がキツくなってきたんじゃないかと心配でしたが、内容はしっかりしておりました。今度うちの「せんだい文学塾」に提出してみませんか?




その「せんだい文学塾」受講生で、「てのひら怪談」や「みちのく怪談コンテスト」にも投稿してくれている、根多加良くんの作品集もいただきました。



その根多加くんが売り子を務めていた、佐伯一麦先生主催の「麦の会」機関紙『麦笛』もいただきました。



閉会後は「Bootleg」打ち上げに混ぜてもらい、とみさわ昭仁さん(id:pontenna)に蒐集の極意を教えていただきました。


とみさわさんのiphoneに収められている、さまざまなフォルダに整理された画像を見せてもらいましたが(「も:もつ焼き」とか「な:長い灰」「は:半顔」「さ:札束」など。くわしくはとみさわさんのブログを参照のこと)これらの画像を集めるには、まず「こういうコンセプトで集めよう」と自分で発想することが第一で、そのコンセプトに沿って「自分で」見つけてくることが重要です。他人から「こんないい半顔がありましたよ!」などと教えられてもそれに価値はなく、あくまで自分で集める行為そのものを楽しむことが蒐集の極意なんですね。


流行っているから、といってろくろ画像を集めるような行為は蒐集という観点から見れば下の下と言わざるを得ない。ぼくはまだまだ修行が足らんと思ったです。