あばよ涙 よろしく勇気
さて、AKB48がまたおかしな商法を始めたというのが話題になってますね。
http://www.akb48.ne.jp/
ファンクラブ会員ではなく「公式プロバイダサービス」というのが斬新といえば斬新。いかにも秋元陣営の考えそうなド汚ねえ商売ですが、大島優子が「わたしと赤ちゃん作らない?」と語りかけるこのキモさはなんと表現すればいいのか。まぁ要するに会員と推しメンの顔写真を合成して赤ちゃんの写真を作れるってだけのことなんですが、ぼくはエロゲでもエロ漫画でも「孕ませ」ってジャンルが大嫌いでしてね。こういう発想はとにかく気持悪い。サンプルに挙がってる「あなた」の画像(ジャバ・ザ・ハットみたいな男)からも、秋元陣営がファンをどれだけ蔑視してるか如実にわかるでしょうに、ここまでバカにされても秋元に貢ぎ続ける人たちって本当にかわいそうだなぁと思いました。
「赤ちゃん作らない?」といわれると、どうしたって思い出すのが『ドラえもん』の名エピソード「人間製造機」ですね。
http://hendora.com/dora_sp/kowadora/kowadora.htm
- 作者: 藤子・F・不二雄
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生まれるミュータントがとにかく怖い。
生まれたばかりのミュータントが、自分の父親であるのび太に「ミルク……モッテ……コイ……」と命令するあたりは、生まれたばかりの範馬勇次郎が母親に授乳を命令していたという逸話を先取りしていたといえます。というか板垣さんがパk(ry
- 作者: 板垣恵介
- 出版社/メーカー: 秋田書店
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とまぁ、ここまで長々と書いてきましたが、実をいうとAKBの話題なんぞは
きょうの本題はそんなくだらんことじゃねえんです!
はてなダイアリーの「今週のお題」は「あこがれのヒーロー、ヒロイン」とのことですが、昭和50年生まれのオレにとって、リアルタイムで熱狂していたヒーローといえば、宇宙刑事ギャバンに決まってるんです!
そして、そのギャバンがついに復活ッ!
http://news.walkerplus.com/2011/1031/9/
振り向かない伝説のヒーロー・宇宙刑事ギャバン復活!ゴーカイジャーとの豪華共演が実現
1982年にスタートし、高い人気を誇った伝説の特撮ヒーロー「宇宙刑事ギャバン」が30年ぶりに復活! 何と現役戦隊ヒーロー「海賊戦隊ゴーカイジャー」と映画で共演、『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』として2012年1月21日(土)に公開されることが決定した。
「宇宙刑事ギャバン」と言えば、金属類の表面コーティング法の一種「蒸着」を変身の掛け声に採用し、0.05秒で輝くメタリックなスーツ姿へ変身するヒーロー像、レーザーブレードや電子星獣ドルなど、従来の特撮の枠にとらわれない武器&メカニック、そして奇怪な魔空空間での奇想天外なバトルなど、あらゆる設定が評判を博し、最高視聴率18.6%を記録。以降「宇宙刑事シャリバン」「宇宙刑事シャイダー」と続く“宇宙刑事シリーズ”、さらには“メタルヒーローシリーズ”の礎ともなった傑作だ。
また、「若さってなんだ? 振り向かないことさ」「愛ってなんだ? 躊躇わないことさ」というフレーズが印象的な、串田アキラによる主題歌もカラオケやアニソンライブで歌い継がれている名曲だ。
今回は、主人公のギャバン=一条寺烈を、当時演じた大葉健二も出演する。さらに、自身がかつて演じた「電子戦隊デンジマン」のデンジブルー=青梅大五郎と、同じく「バトルフィーバーJ」のバトルケニア=曙四郎も演じるというから、往年のファンにはたまらない限りだ。今年6月公開の『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』に引き続いての登場に、期待は大きく高まる。
“宇宙海賊”のゴーカイジャーの前に“宇宙刑事”のギャバンが立ちはだかり、ゴーカイジャーを逮捕してしまうという、熱い展開で幕を開ける本作。銀河宇宙警察を影で操ろうとするザンギャックや、最強の敵ギャバンブートレグが敵として登場し、ストーリーを盛り上げていく。これまで、数々の新旧戦隊の競演で話題を呼んできた劇場版スーパー戦隊シリーズ。35作目を記念し、シリーズの枠を超えて実現した奇跡のコラボを見逃すな!【トライワークス】
こ、これは!
『ゴーカイジャー』はこれまでのスーパー戦隊が勢ぞろいするスペシャルな企画であり、現役の子どもたち、イケメン目当てのママ、レジェンド戦隊目当てのパパをみんな引き込もうという欲張りな発想でしたが、ここで宇宙刑事を持ってくるとは思わなかった。『仮面ライダー』シリーズも、ここ数年は『仮面ライダーディケイド』『オールライダー』などで昭和の仮面ライダーファンであったパパ世代を引き込もうとしていましたが、宇宙刑事シリーズをリアルタイムで見ていた世代もすでにパパとして当て込まれるようになったんですね。というか、いま36歳のぼくがまさにドンピシャ、どストライク世代なので、東映的にはパパ世代と見られてるんだなぁと思うと感慨もひとしおです。
大葉健二は、前作『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』でもデンジブルーを演じていましたが、今回は一人三役、デンジブルーにバトルケニアにギャバンというからまさに大葉健二の大盤振る舞い。沙村広明の『ハルシオン・ランチ』のギャグが実現することになってしまいました。
- 作者: 沙村広明
- 出版社/メーカー: 講談社
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ちなみに、これは二年前、54歳の大葉健二による蒸着の演武。
バツグンのキレを見せています。今度の映画でも、ベテランの味を加えた蒸着を見せてくれることでしょう。
しかし、ギャバンは今でもヒラ刑事なんでしょうか。せめて宇宙警部ぐらいには出世しててほしいんだけどなぁ。