サムズ・アップ

漫画の違法コピーが問題になっている昨今ですが、腹を立てた漫画家がtwitterで発言することもあるようです。

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8月21日には、『ブラック・ラグーン』の広江礼威が怒って、こんなツイートをしておりました。

そんで、これを受けて、エロ漫画家の琴吹かづきがこんなツイートを。

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そして、真打ちともいえる平野耕太はこう出ています。

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ふはははは。みんないろいろ考えるなぁ。でも、最初の広江礼威のツイートに反発も集まっているようで。

痛いニュース(ﾉ∀`) : 違法コピーにマンガ家過激発言「膵臓癌になれ」「隕石に当たって死ね」「親にどういう教育受けてんだ」 - ライブドアブログ

「全国の膵臓がん患者に失礼だ」というんですけど、そこって突っ込むところかぁ？

だいたい、広江礼威にせよヒラコーにせよ、普段の発言も漫画の芸風もだいたいこんな感じなのに、揉め事を見るととにかく「どっちもどっち」と言いたいだけの人たちがわらわらと集まってきているようですね。漫画家としては生活がかかってるんだから、違法アップローダーと「どっちもどっち」扱いされたらたまったもんじゃねえと思うけどなぁ。

そういえば、ヴィンセント・ギャロが『ブラウン・バニー』を監督・主演したとき。

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ナルシシズム全開の単調な演出と、公私混同というか職権濫用としか思えないラブシーンなどでこの映画は酷評され、ロジャー・エバートは「史上最悪の映画」とまで評しました。

これに怒ったギャロは、「エバートの直腸に呪いをかけてやった。ヤツは数週間後にガンで死ぬ！」と発言しますが、するとエバートは実際にガンになってしまいました。

ギャロはさすがにビビったでしょうが、エバートはケロリとしたもので、「検査で直腸にカメラを入れて中を見たけど、『ブラウン・バニー』よりは面白かったよ」と返したものでした。

そんなロジャー・エバートですが、ガンとの闘病は長引き、転移によって顎の一部を摘出、声も失うことになってしまいます。しかし、今年には自分の声をサンプリングしたボーカロイドを使って声を取り戻すなど、精力的な活動を今も見せています。

Your Movie Sucks

広江礼威に「膵臓癌になりますように」と言われた違法アップローダーが、自分の膵臓を超音波映像で見たとしても、『ブラック・ラグーン』より面白くはないでしょうね。

腹部超音波テキスト(日超検)