遠野物語と怪談の時代

空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集

空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集

このところ、外出した翌日に、一日遅れでそのことをブログに書くというパターンが多くなった気がします。


んで、昨日なんですけど、荒蝦夷の土方代表と、怪談専門誌「幽」編集長の東雅夫さん、作家の寮美千子さん(奈良にお住まいで、行政主導のせんとくんをよしとせず「まんとくん」を立ち上げた方)の東北営業まわりに、なぜかぼくが運転手として同行してまいりました。

ならまち大冒険 まんとくんと小さな陰陽師

ならまち大冒険 まんとくんと小さな陰陽師

一日で仙台と山形を回る強行軍で、しかも東編集長は前日には青森県に取材に行かれていたので、かなりお疲れだったはずですが、各地の書店さんに着くとそんな様子はみじんも見せることなく、精力的に売り込みをされていたのでさすがにバイタリティがあるなぁと思わされました。
遠野物語と怪談の時代 (角川選書)

遠野物語と怪談の時代 (角川選書)


んで、寮さんや東さんにいろいろと業界の裏話を聞かせていただきながら、仙台と山形を回ってきたわけですが、途中で食事も摂るわけですよ。


山形西バイパスにある「べこいち」という焼肉・ファミレスの複合店みたいなお店に入ったのですが、ここのランチメニューが常軌を逸した安さで、一同みな驚きを隠せませんでした。

  • ステーキランチ 850円

これはまだ常識の範囲内ですが、

  • とんかつランチ 450円
  • ハンバーグランチ 450円
  • とりからランチ 450円

このあたりから雲行きが怪しくなり、

  • カレーライス 300円
  • カツカレー 450円

となると、テンションが上がってついついうおォン状態になるのを止めることができません。



値段があまりに安いため、ボリュームに難ありの可能性が捨て切れなかったぼくは「カツカレー大盛り」を注文。そしたらこれがまた見事な大盛りで、カレールーが銀色の器に別盛りで来るというレトロ演出も、レトロというよりいまだ現役な感覚が生きていてポイント高し。辛味がほぼ存在しない優しい味のカレーもアットホームな味わいで(肉がごろごろ入っているのも好感度アップ要因である)よかったです。


東さんや寮さんたちはステーキをお召し上がりでしたが、こちらも値段のわりに肉の質やボリューム、ソースの味も良かったようです。


それにしても、山形「べこいち」。恐るべきお店でありました。


やまがたべこいち - お食事処・定食 / ステーキ・ハンバーグ / 焼肉 (山形県山形市) | 山形まるごと情報サイト☆ヤマガタウェイ
東北にはまだまだ秘境のグルメが現存してるなぁ。