アファーマティブ・アクションあれこれ
人種や性別による差別を是正するために、マイノリティや女性を積極的に登用する「アファーマティブ・アクション」というものがありますね。
はてなキーワードでも、解説されています。
積極的差別撤廃措置
アファーマティヴ・アクション。略称はAA。
「優遇措置」「積極的差別是正措置」などと訳される。
過去における社会的・構造的な差別によって不利益を被っている集団(女性や人種的 マイノリティー)に対して一定の範囲で特別の機会を提供すること等により、実質的な機会均等を実現することを目的として講じる暫定的な措置。(総理府・報告書、地方自治体の用語解説などより)
■参照: 「『ポジティブ・アクション』『アファーマティブ・アクション』と "discrimination positive" という概念の比較法的分析」(辻村みよ子)
また、ほぼ同じ意味の「ポジティブ・アクション」という言葉は、こう解説されています。
社会での女性の能力発揮を促進するための積極的な取組のこと。
例えば職員採用に際して,男女差を考慮しないのではなく,むしろ逆に「女性が少ない」という現状をかんがみて女性を優先して採用するなど.
なおアメリカでは黒人,ヒスパニックや少数民族についてもポジティブ・アクションが行われている.すなわち女性に限らず,一般的に社会的に不利益を受けている少数派についてこの言葉を使うことがある.
職員採用に限らず大学入試でもそうしているところがある.
事例
- 2005年12月27日名古屋大学は全国で初めて、教員の公募で業績が同等な場合は女性研究者を優先して採用する 「ポジティブ・アクション」を大学全体として進めると発表。平野真一学長は「大学における男女共同参画の先駆的な試み」とコメント。
ところが、これがナカグロの取れた「アファーマティブアクション」という表記になると、途端にこうなります。
「女性の大学進学率4割」などのように、国家が一定の目標を定め奨励する制度。affirmative action
アメリカなどの他国ではポジティブアクションと称されている。
本来は、極度に差別されている者に門戸を用意するために使われる制度であり、
「必ず差別が起こる制度」・「国家自ら差別を起こす制度」・「リスクの高い緊急手術」などとも揶揄され、
どうしても「学校へ行くことすら許されなかった」黒人への差別など、甚大な被害が見受けられる者を助けるために、
対極にあたる者を国家が差別する制度であり、日本の「女性のために」のような、
「すでに機会が与えられている者」に対して使うことは、施行前から専門家などから疑問視されている。
「機会がすでに平等の状態」で、この制度を使用する事は【結果の平等社会の創造】・【反実力主義構想】を意味し、
アメリカではこの制度を問題視する批判の声がすでに高まっている。
また、日本では「誰の合格のために、誰が不合格になったのか?」が、全く分からないシステムとなっており、
この制度で被った損失に対する訴訟を起こすことも、事実上不可能となっているのが最大の問題点である。
そして、日本のアファーマティブアクションは「女性の○○が○割」という条件における制度となっているので、
当然、「女性を合格させるために、男性を不合格にする」という差別制度となっていることは言うまでもない。
- 作者:鬼ノ目発進号
なんだこりゃ。
典型的なバックラッシャーですね。なんだよ「言うまでもない」って。じゃあ言うなよ!
このキーワードを作成したのがid:oninomehassingoという人で、主な活動場所はYahoo!ブログですが時々はてなにも出没し、本拠ブログ記事を転載したりキーワードを作成したりしています。
んで、その本拠地がこちら。
鬼ノ目発進号の書斎〜道徳の崩壊と反日勢力の破壊工作を阻止せよ〜 - Yahoo!ブログ
こんにちは、管理人の鬼ノ目発進号です。
当ブログでは【日本の女性の悪質な言動、及びそれらのパターン、与えている社会への多大なる悪影響】など、
主に女性への批判を取り扱っています。・・・ブログ作った当初はそこまでやる予定ではなかったのですけどね。
単に【男性差別を撤廃できるように少しずつ啓蒙して行こう】と始まったブログが、
どういった経緯でそのようになっていったのか?・・・その理由を纏めてありますので、
まずはそちらをお読み頂いた方が良いでしょう。。。この事態は非常に極めて深刻です。
【女性が恨まれる理由 1 良識的判断無き賛同】 【女性が恨まれる理由 2 非常識が常識になる瞬間】
【女性が恨まれる理由 3 普通ならどういう反応?】 【女性が恨まれる理由 4 そして男性は・・・】
まぁ、「恨まれている」という現象は【原因がそちら側にあるから恨まれる】のであって、
別に「理由も無いのに嫌われている」とか、そんな簡単なレベルのものじゃないですから、
その辺を被害妄想で解釈せぬよう。(女性はすぐにそういう事に関して「被害だ」と受け取りますからね)
仮にも一家を支える社会人の目から見ても、日本の女性はこういう風に映る事を肝に銘じておいて下さい。
ぶはははは。なにこの電波ゆんゆん。
ちなみにこの人は自称既婚者で、奥さんがいまどきの女たちを厳しく叱責する(という設定の)「同じ女として恥ずかしいですシリーズ」というのもあるのですがその内容がもういちいちカッ飛んでいて、「ファミレスで知人女に説教をかましたら周囲の客から拍手喝采」とか「億万長者から何度も求婚されてるのにガン無視」など、社会経験のある大人が書いているとはとても思えないものになっています。
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いやね、ぼくだって非モテ人生をもう35年も生きていますけど、だからってそんな、悔しがらなくたっていいじゃないか。ねえ。