早く寝ないとブギーマンが来るよ!

去年、こんなエントリを書いたのですが。


http://d.hatena.ne.jp/washburn1975/20060611

この、「ショッピングセンターのトイレで女児が暴行され重傷」という都市伝説はいまだに信じている人が多く、先月の中盤あたりには神奈川県を中心にチェーンメール化して広まっていたようです。

http://www.police.pref.kanagawa.jp/ps/95ps/95mes/95mes002.htm


9月14日ごろには、「神奈川県相模原市”橋本”のSATY」「東京都八王子市”南大沢”のイトーヨーカドー」という南関東を舞台にしていたチェーンメールが、24日ごろからは「和歌山県”橋本”市のSATY」「大阪府”南大阪”のイトーヨーカドー」と変わって関西圏に流れ込み、その後は東海地方や鹿児島県、北海道などでも広まっているようです。

http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007100202053113.html

http://www.kts-tv.co.jp/news/index.php?idnumber=13283

http://www.stv.ne.jp/news/item/20071002191459/



このチェーンメールに言及しているブログを検索してみると、子持ちの人はたいてい、


「デマだったとしても、今は子どもを狙う変態が多いから、注意を喚起するという意味でいいメールだと思います」


みたいな結論に持っていくことが多いんですが、ちょっと待てや。


こんなの、「UFOが子どもをさらうから気をつけろ」とかいってんのと大して変わんないだろ。ありもしない事件を警戒したって意味ねえっつうの。


「注意を喚起するため」という名目で、お店を名指しして「あの店は危ないから気をつけろ」って(しかも事実無根)言いふらすののどこが良いことなんだ。


目的があれば有害なデマを流すことも許される、ってのがあんたらの道徳か?子どもたちにそうやって教えてんのか?