アニメ映画ベストテン:監督賞

告知記事が続いたため間があきましたが、今日はベストテン企画恒例の、監督賞を発表いたします。

4位:343点 細田守

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5位:325点 原恵一

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6位:310.5点 庵野秀明

7位:281.5点 富野由悠季

8位:237.5点 大友克洋

  • AKIRA』『MEMORIES』

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10位:188点 高畑勲


とにかく、パヤオ・押井のふたりが圧倒的に強い! 全体の投票を見回しても、この両名の作品を一本も入れていない人はきわめて少数派に属する、という具合でありました。


今敏が3位に入ったのは、かなり意外な結果になりましたが、このベストテンに参加してくれた方々の傾向をよく表していたと思います。


クレヨンしんちゃん』シリーズは票の割れが大きく、作品別のベストテンにはランクインしませんでしたが、シリーズで多く監督をつとめた原恵一は、上位になりました。ちなみに本郷みつる監督も60点以上獲得し、32位にランクインしています。
庵野秀明も、『エヴァ』は新旧で票が割れたため(新劇『破』が11位、旧劇『EOE』が17位)ベストテン入りはなりませんでしたが、合わせればここまで順位が上がりました。富野由悠季も同様で、『ガンダム』は旧三部作から新訳Zまでまんべんなく支持を集めました。


外国人勢で最も健闘したのがブラッド・バードで、『アイアン・ジャイアント』の強さがここでも際立ちましたが、『Mr.インクレディブル』も46点と好評でした。



11位から下はこんな感じで、いずれ劣らぬ強豪がひしめいています。


以上です。


では明日は、恒例の「1点しか入りませんでした映画」をご紹介します。