ワッシュ流クッキング:ホタテ海宝漬

名取市閖上漁港では、毎週日曜と祝日になると朝市が立ち、新鮮な魚介類や野菜、乾物、ラーメンやそば、餃子などの軽食、お菓子、金物などさまざまな出店でにぎわっていましたが、東日本大震災津波で会場が跡形もなく流されました。しかし閖上の人々は会場をイオンモール名取エアリに移し、朝市を再開しています。


復興へ向けて 〜名取市ゆりあげ港朝市〜 - 男の魂に火をつけろ!
↑再開まもない昨年4月のルポ。


しばらく足が遠のいていましたが、今日はたまたま早く目覚めたので、久しぶりに行ってみました。

昨夜は仙台も雪が降りました。冬の朝6時はまだ暗いです。

会場に着くと太陽が昇ってきました。

寒い中にも、いくつもの店舗が設営されています。

野菜が安い!

魚もたくさん。こんなすごいのもあるよ! さばけないから買えないけど!

フゥグ田くん〜、ぬぉみに行くぉうよぉ〜(強力若本)。

寒い中でもお惣菜屋さんはいつもほっかほか!

貴重な鯨のベーコンも、こんなに安く手に入ります!



というわけで、本日の戦利品。

たっぷりの生イクラ(これで1000円)、刺身用ホタテ貝柱6個で300円。これに、24時間営業のスーパーで買ってきた子持ちめかぶ(298円)を合わせて、リーズナブルに贅沢が楽しめる「ホタテの海宝漬」を作りますよー。

三陸海宝漬

三陸海宝漬

釜石市の名店「中村家」名物の三陸海宝漬。子持ちめかぶにイクラとアワビを合わせた、とても贅沢な一品です。とはいうものの何しろ高価で、なかなか口にする機会がありません。なのでアワビの代わりにホタテを使い、安価に自作します。



まずはイクラの下ごしらえ。50℃ぐらいのお湯でさっと洗い、ザルにあけて冷ましつつ水を切ります。白っぽくなりますが心配ご無用。ちゃんとキレイになります。

その間にホタテを一口大に切っておいて……

子持ちめかぶをぶっかけて……

よく混ぜてなじませます。

水を切ったイクラに、めんつゆをストレートでひたひたにかけます。


そして冷蔵庫で一時間ほど寝かせて……

完成。料理というほどのものでもありません。誰でも失敗なくできます。

あつあつの丼飯にたっぷりとぶっかけて、いただきます。

うおォン 俺はまるで人間火力発電所


かっこむ箸が止まらない、最高のご飯の友です。


ホタテは刺身だと最高ですが、ボイルしたベビーホタテを使うとさらに安上がり。生イクラが手に入らない場合は、ホタテとめかぶだけでも充分においしいので、ぜひ一度お試しください。