見仏記スペシャル

今日は仙台市民会館まで足を延ばし、みうらじゅんいとうせいこうの「ザ・スライドショー12 みうらさん、今度は見仏記SPかよ!」を観覧してきたッス。


オープニングは以前も使用されたビースティ・ボーイズで、レーザー光線で「R.I.P. MCA」と表示してアダム・ヤウクを追悼しておりました。

  • (You Gotta) Fight For Your Right (To Party)


スモークが焚かれる中、仙台四郎が登場するという地元向けのサービスもあります。



今回は、『見仏記』コンビ結成20周年を記念して、みうら&いとうコンビの旅先での写真(お互いの両親と撮った写真とか)や、みうらじゅんの自宅にあったサウナに一緒に入る写真などが上映されました。

あとは仏像にちなんだネタが多く、東大寺の四天王像ポスターとビートルズを比較したり、


レット・イット・ビー

レット・イット・ビー

(ただ、四天王像にいちばん似てるバンドはラウドネスだと思う。特に高崎晃


鑑真和上展と『ハンニバル』を比較したりして、仏教美術が現代の商業美術にも生かされていることを証明しています。


ハンニバル [DVD]

ハンニバル [DVD]


今回のもう一つのキーワードが「飛び出す」で、受付で赤青のメガネが配られ、仏像が飛び出したり、とんまつりが飛び出したりするサービス(なのか?)も楽しめました。
恒例のいやげものも、飛び出すレンチキュラー加工が施された巨大パンフレットでした。

真ん中に、比較用のタバコ箱を置いてあります。とにかくデカイ! ぼくは車だからいいものの、電車でこれを持って帰るのはかなり邪魔臭いと思います。鞄に入らないよ!

いやげ物 (ちくま文庫)

いやげ物 (ちくま文庫)


今回の会場となった仙台市民会館のロビーにも、ちょっと興味をそそるオブジェがありました。

たすきがけにされて、吊るされている銅像です。

引きで見るとなおさら味わい深い。

なぜこんなことになっているのか。

昨年の震災でダメージを受け、転倒する危険があるからとのことです。ちょっと悲しいとんま物件なのでありました。