10月の告知

今日から10月です。2012年度も下半期に突入いたしましたが、今月の講座の告知をここで。

せんだい文学塾

1961年神奈川県川崎市出身。


自動販売機の営業、コンビニ店長、映画・ビデオの企画・製作と様々な職歴を経て作家となる。
週刊プレイボーイ誌上にて、「デルモンテ平山」名義でZ級ビデオを紹介する連載で注目を集める。
1994年にノンフィクション『異常快楽殺人』(角川ホラー文庫)を刊行。
1996年に『Sinker―沈むもの』(徳間書店)で小説家としてデビュー。


実話系怪談を多数執筆し、『「超」怖い話』(竹書房)『怖い本』(ハルキ・ホラー文庫)などのシリーズで健筆をふるう。
2006年に『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)で第59回日本推理作家協会賞を受賞。2010年に『ダイナー』(ポプラ社)で第28回日本冒険小説協会大賞と第13回大藪春彦賞をダブル受賞する。


また、映像作家やラジオDJ、エッセイストとしても活躍中。
独特のユーモアを含んだ洒脱な語り口に、魅了されるファンは多い。

ダイナー (ポプラ文庫)

ダイナー (ポプラ文庫)

  • 会場:仙台文学館 講習室 http://www.sendai-lit.jp/
  • 定員:90名
  • 受講料:一般2000円、学生1000円、高校生以下無料
  • お申し込み/お問い合わせ:せんだい文学塾運営委員会

sendaibungakujuku@gmail.com TEL.080-6013-5008

小説家になろう講座

1976年東京都出身。早稲田大学第一文学部卒。父は国文学者の三浦佑之。


大学在学中、就職活動で知り合った編集者の勧めで読書エッセイ『しをんのしおり』をオンライン連載。
卒業後の2000年に、就職活動の経験を題材にした『格闘する者に○』(草思社)で小説家デビュー。


2005年には『私が語りはじめた彼は』(新潮文庫)で山本周五郎賞候補、同年7月には『むかしのはなし』(幻冬舎文庫)で直木賞候補となり、2006年8月に『まほろ駅前多田便利軒』(文春文庫)で第135回直木賞を受賞。29歳での受賞は史上4番目の若さである。
2012年には『舟を編む』(光文社)が第9回本屋大賞1位に選ばれた。


『風が強く吹いている』(新潮文庫)『まほろ駅前多田便利軒』『舟を編む』は映画化もされている。
もっとも注目される若手女流作家のひとりである。


2004年から雑誌『Cobalt』にてCobalt短編小説賞の選考委員、2008年から太宰治賞の選考委員、2009年から手塚治虫文化賞の選考委員、2012年からR-18文学賞の選考委員を務めている。

舟を編む

舟を編む

sakka@sakuranbo.co.jp TEL.023-628-3911(受付時間 平日10:00〜18:00)

この講座について

  • 文芸評論家の池上冬樹先生が、コーディネーターを務められます。仙台と山形で運営母体は異なりますが、雰囲気や内容はほぼ共通しています。
  • 山形の講座からは、「このミス大賞」出身作家の深町秋生さんと柚月裕子さん、新潮社より『ガラスの煉獄』を刊行された壇上志保さん、怪談作家として各所で暗躍中の黒木あるじさん、小説現代長編新人賞を受賞された吉村龍一さんを輩出しています。
  • 「せんだい文学塾」の受講生からも、オール讀物新人賞で最終候補まで残った方が出ました。
  • 受講生から提出されたテキスト(短編小説、エッセイなど)を教材として採用しております。テキストは当日も配布いたしますが、希望者には事前にメール配信もいたします。一流の作家や評論家に自作を読んでもらえる、めったにない機会です。 創作をされる方は、いちど提出してみては。
  • プロ作家志望の方も、読書を趣味とされる方も、どなたでも気軽に参加できます。
  • 講座の進行としては、まず受講生にテキストを読んでの感想・作者への質問などを求めます。ついで作者による解説、それから講師による講評という流れで進めます。無言で参加することもできますが、なるべく発言したほうがより楽しめます。
  • 講座終了後には、講師の先生を交えての懇親会も開催します(会費は4000〜5000円ていど)。こちらへも参加されると、より深く楽しめます。
  • 近郊にお住まいで文芸に興味のある方、土日に東北へ旅行される方、ついでにワッシュ手作りのお菓子に興味がおありの方は、どうぞご参加ください。