映画オールタイムベストテン2017:落穂拾い

さて、前回の結果発表から一週間ほど間が空きましたが、恒例の「1点映画」「5.5点映画」(順不同でひとりだけ投票した映画)をここで発表します。

映画オールタイムベストテン2017:1点映画

名作・傑作・怪作が並ぶ中で、『Mr.Boo!』シリーズが2本、別々の人から挙げられているのが印象的なラインナップでした。

Mr.BOO! インベーダー作戦 デジタル・リマスター版 [DVD]

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新Mr.BOO! アヒルの警備保障 デジタル・リマスター版 [DVD]

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映画オールタイムベストテン2017:5.5点映画


こちらも名画・珍作が勢揃い。順不同投票は映画愛の強い人が集まる傾向があり、余計にマニアックな作品が挙げられることになります。『二十四の瞳』と『徳川セックス禁止令』が同点、というのはうちのベストテンでないと発生しない事態でしょう。なお、この作業中はタイトルしか見ていないので、『クラッシュ』がクローネンバーグのほうなのかポール・ハギスのほうなのかわかりませんでした。

クラッシュ 《ヘア解禁ニューマスター版》 [DVD]

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クラッシュ [Blu-ray]

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年末のあいさつ

というわけで、このブログの2017年も終わりとなりました。今年は告知以外にほとんど更新がありませんでしたが、閲覧していただいたみなさまには心より御礼申し上げます。


ブログには書いていませんでしたが、今年のぼくにとって重大なニュースといえば、なんといっても大原優乃のグラビアデビューですね。

Dream5のメンバーとして、紅白歌合戦にも出演した子ですが、在籍時は子どもっぽさを前面に出したイメージ戦略のため、こんなスタイルの持ち主だったとは思いもよりませんでした。
18歳とまだ若すぎるため、体型にもルックスにもやや幼さが残っていますが、それもまた人生における一時期にしか出せない味わいである、といい方に解釈しましょう。
南国生まれ(鹿児島県出身)らしい小麦色の肌と、チャイドルあがりらしい化粧っ気の薄いメイクのおかげで、可愛らしい笑顔がちょっとローマン・ゴンサレスに似て見えることもあるのですが、まぁこれはロマゴンが可愛いから仕方ないということにしましょう。


Fカップという胸の大きさのみならず、手足や胴体のむっちりとした肉付き(かつてナンシー関瀬戸朝香をそう評したように、胴体が薄くなく、断面が丸い感じがする)、ウエストから腰にかけてのラインもグラビアアイドルとして理想的といえます。身長154cmと背は高くないものの、胴が短いためボリューム感が出ています。これは努力ではどうにもならない、天賦の才ですね。同じ元Dream5日比美思もグラビア活動をしていますが、彼女は身長167cmと長身で、全体に細身なので、ビキニを着るとトップとボトムの距離が離れており、やや間延びした印象を受けるのが残念なところです。なお、リーダーだった重本ことりは暴露本的な自伝で「ライブのお客はみんなジバニャン目当て」と書いていたのがなんとも可哀想でありました。

黒い小鳥

黒い小鳥



何はともあれ、今年も一年おつきあいくださいまして、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

映画オールタイムベストテン2017:結果発表

10月31日から12月17日まで募集した「映画オールタイムベストテン2017」には多数の投票をいただきまして、まことにありがとうございました。


総計119名のみなさんにご参加いただき、723本に及ぶ映画がリストアップされました。


今回も破壊屋さんのヘルプをいただき(というか、集計作業はほとんど破壊屋さん任せでした)、集計が完了いたしましたので、では結果を発表いたします。

2位:この世界の片隅に 114点 得票数18

3位:シン・ゴジラ 82点 得票数16

8位:桐島、部活やめるってよ 63.5点 得票数8

桐島、部活やめるってよ (本編BD+特典DVD 2枚組) [Blu-ray]

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9位:悪魔のいけにえ 62.5点 得票数10

10位:ロッキー 58.5点 得票数8



これまでのテーマ別ベストテンで上位に入賞した作品群が、ノンジャンルの今回も順当に入ってきました。「戦争映画」1位の『この世界の片隅に』、「SF映画」2,3,4位の『ブレードランナー』『BTTF』『SW Ep4』、「ゼロ年代」1位の『ダークナイト』、「ホラー映画」1位の『悪魔のいけにえ』、「スポーツ映画」3位の『ロッキー』が再ランクインを果たしております。


そんな中で、2015年の『マッドマックスFR』がぶっちぎりの1位というのはやや意外でしたが、それだけ力のある作品だということは間違いないでしょう。シンプルな物語の中に込められた古典的モチーフと現代的人間観、ビザールな世界観と圧倒的なヴィジュアル、そして息もつかせぬ壮絶なアクションは映画という文化の精髄であります。


また、このブログの読者層からいって不利かと思われた青春映画『桐島、部活やめるってよ』が8位に入賞したというのは、10年前では考えられなかったことで、ネットの映画クラスタも世代交代が進んでおるのだなぁ、と思わされたのでありました。もし「青春映画ベストテン」をやったらぶっちぎりの1位になっただろうなぁ。やらないけど。

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)


11位から下はこんな感じです。


古典的名作から新しい作品まで、バランスよくランクインした結果といっていいでしょう。


というわけで、今年もご参加いただきまして、ありがとうございました。
余裕があれば、次は恒例の「1点映画特集」をお届けしたいと思います。

今月の告知

さて、今月の告知をここで。

今月の講師(せんだい文学塾・山形小説家ライター講座 共通)

角田光代(かくた・みつよ)先生

 1990年に『幸福な遊戯』で第9回海燕文学新人賞を受賞。2005年に『対岸の彼女』で第132回直木賞を受賞。他にも数多くの文学賞を受賞しており、『八日目の蝉』『紙の月』『キッドナップ・ツアー』など映像化作品も多い。2017年9月より全三巻に渡り発刊される『源氏物語』の新訳は長編小説執筆を休止して挑んでいる。

井上荒野(いのうえ・あれの)先生

1989年、『わたしのヌレエフ』で第1回フェミナ賞を受賞。2008年『切羽(きりは)へ』で第139回直木賞を受賞。2013年には『つやのよる』が『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の題名で映画化されている。最新作は『あなたならどうする』。

あなたならどうする

あなたならどうする

江國香織(えくに・かおり)先生

 1987年の『草之丞の話』で童話作家として出発、『きらきらひかる』『落下する夕方』『神様のボート』などの小説作品で人気を得る。2004年、『号泣する準備はできていた』で直木賞受賞。詩作のほか、海外の絵本の翻訳も多数。最新作は『なかなか暮れない夏の夕暮れ』。

なかなか暮れない夏の夕暮れ

なかなか暮れない夏の夕暮れ

せんだい文学塾

  • 11月25日(土)16時開場、16時30分〜18時30分開講予定
  • 会場:会場:仙台文学館仙台市青葉区北根2丁目7−1)http://www.sendai-lit.jp/
  • 定員:90名
  • 受講料:一般2000円、学生1000円、高校生以下無料
  • お申し込み/お問い合わせ:せんだい文学塾運営委員会 sendaibungakujuku@gmail.com お電話は080-6013-5008

山形小説家・ライター講座

この講座について

  • 文芸評論家の池上冬樹先生が、アドバイザーとしてご指導されています。仙台と山形で運営母体は異なりますが、進行や雰囲気はほぼ共通しています。
  • ゲストとして、大手出版社の編集者が参加することもあります。
  • 「山形小説家・ライター講座」からは、「このミス大賞」出身作家の深町秋生さん、大藪春彦賞作家の柚月裕子さん、日経小説大賞を受賞された紺野仲右ヱ門さん、怪談作家として各所で暗躍中の黒木あるじさん、小説現代長編新人賞でデビューし、男性的で骨太な小説が好評な吉村龍一さん、徳間書店より『谷中ゲリラアーチスト』を刊行されデビューした織田啓一郎さんを輩出しています。
  • 「せんだい文学塾」からも、新潮新人賞の受賞者が出ました!
  • 受講生から提出されたテキスト(短篇小説、エッセイなど)を教材として採用しております。一流の作家や評論家に自作を読んでもらえる、めったにない機会です。 創作をされる方は、いちど提出してみては。
  • プロ作家志望の方から、読書の楽しみを深めたい方や、ベストセラー作家の人となりに興味のある方まで、どなたでも気軽に参加できます。すでに本を出されている方も歓迎します。
  • 講座の進行としては、まず受講生にテキストを読んでの感想・作者への質問などを求めます。ついで作者による解説、それから講師による講評という流れで進めます。無言で参加することもできますが、なるべく発言したほうがより楽しめます。
  • 近郊にお住まいで文芸に興味のある方、土日に東北へ旅行される方は、どうぞご参加ください。

震災と文学 2017年度後期

アクセスが伸びているうちに、催し物の告知です。

東北学院大学地域共生推進機構 連続講座〈震災と文学〉2017年度後期 

■11月10日(金) 18:00〜19:30

「さかな記者がみた石巻の6年」
高成田享 仙台大学教授

■11月17日(金) 18:00〜19:30

「仙台に文学賞を 仙台短編文学賞ことはじめ」
土方正志 荒蝦夷代表
大和田雅人 河北新報出版センター取締役出版部長
川元茂 プレスアート編集部長

■12月18日(月) 18:00〜19:30

近現代史における〈災後〉をいかに考えるか」
御厨貴 東京大学先端科学技術研究センター客員教授

■2月9日(金) 18:00〜19:30

「未来を祀るために 未来神楽をめぐって」
 和合亮一 詩人


◎会場/東北学院大学 土樋キャンパス ホーイ記念館ホール(地階)
◎受講料/無料(どなたでも受講できます)
【申込方法】氏名・年齢・住所・連絡先(電話番号、メールアドレス)、受講希望日を明記の上、ハガキ、FAXまたはEメールにて下記までお申込みください。
【お問合せ・お申込】東北学院大学 地域共生推進課 〒980-8511 仙台市青葉区土樋1-3-1
TEL:022-264-6562 FAX:022-264-6522 Eメール:kikou@staff.tohoku-gakuin.ac.jp
主催■東北学院大学地域共生推進課  企画・コーディネート■有限会社荒蝦夷

※上記のほか1講座を予定しております。詳細は決まり次第お知らせいたします。

【講師略歴】

◆高成田享(たかなりたとおる)

1948年、岡山県生まれ。仙台大学教授。東京大学経済学部卒業。朝日新聞社アメリカ総局長、同論説委員などを経て、2008年1月から2011年2月まで同石巻支局長。同年4月より東日本大震災復興構想会議委員。単著に『さかな記者の見た大震災 石巻讃歌』(講談社)、共著に『ディズニーランドの経済学 増補版』(朝日文庫)、『話のさかな コラムで読む三陸さかな歳時記』(荒蝦夷)など。『石巻学』(石巻学プロジェクト/荒蝦夷)に「石巻さかな族列伝」を連載中。NPO法人東日本大震災こども未来基金理事長なども務める。

さかな記者が見た大震災――石巻讃歌

さかな記者が見た大震災――石巻讃歌

◆土方正志(ひじかたまさし)

1962年、北海道生まれ。荒蝦夷代表。東北学院大学文学部卒業。荒蝦夷は震災後の出版活動により出版梓会新聞社学芸文化賞受賞。著書に『ユージン・スミス 楽園へのあゆみ』(偕成社産経児童出版文化賞受賞)、『てつびん物語 阪神淡路大震災・ある被災者の記録』(偕成社/同入賞)、『震災編集者――東北のちいさな出版社〈荒蝦夷〉の5年間』(河出書房新社)など。仙台短編文学賞実行委員会代表。

◆大和田雅人(おおわだまさと)

1960年、宮城県仙台市生まれ。河北新報出版センター取締役出版部長。中央大学商学部卒業。河北新報報道部記者、編集委員論説委員を経て2016年から現職。著書に『四ツ谷用水光と影 仙台・消えた遺産を追う』『よみがえる仙台の建築 戦災から10年』、共著に『仙台藩ものがたり』(以上、河北新報出版センター)。仙台短編文学賞実行委員会。

◆川元茂(かわもとしげる

1967年、宮城県石巻市生まれ。プレスアート編集部長。東北学院大学法学部卒業。リクルートを経て仙台のプレスアートに入社し、『せんだいタウン情報S-style』『COLOR』『Kappo仙台闊歩』各編集長を経て現職。仙台・宮城・東北の魅力を再発見するべく、現場感覚を大切にしながら地域に密着した雑誌づくりを続ける。仙台短編文学賞実行委員会事務局長。

震災編集者:東北の小さな出版社・荒蝦夷の5年間

震災編集者:東北の小さな出版社・荒蝦夷の5年間

四谷用水光と影―仙台・消えた遺産を追う

四谷用水光と影―仙台・消えた遺産を追う

御厨貴(みくりや・たかし)

1951年、東京生まれ。東京大学先端科学技術研究センター客員教授東京大学法学部卒業。政策研究大学院大学教授、東京大学教授を経て現職。専門は政治史、オーラル・ヒストリー。東日本大震災復興構想会議議長代理、復興庁復興推進委員会委員長代理を歴任。主著に『政策の総合と権力 日本政治の戦前と戦後』(東京大学出版会サントリー学芸賞)、『馬場恒吾の面目 危機の時代のリベラリスト』(中公文庫/吉野作造賞)、『権力の館を歩く 建築空間の政治学 』(ちくま文庫)、『政党政治はなぜ自滅したのか? さかのぼり日本史』 (文春文庫)など。

和合亮一(わごう・りょういち)

1968年、福島県福島市生まれ。詩人。福島大学教育学部卒業。『AFTER』で第4回中原中也賞、『地球頭脳詩篇』(共に思潮社)で第47回土井晩翠賞を受賞。東日本大震災直後からツイッターで発した言葉は詩集3部作『詩ノ黙礼』(新潮社)、『詩の礫』(徳間書店)、『詩の邂逅』(朝日新聞出版)に結晶。ほか『詩の礫 起承転転』(徳間書店)、『廃炉詩篇』(思潮社)、『昨日ヨリモ優シクナリタイ』(徳間書店)、『生と死を巡って 未来を祀るふくしまを祀る』(イースト・プレス)など著書多数。

昨日ヨリモ優シクナリタイ

昨日ヨリモ優シクナリタイ

映画オールタイムベストテン:2017

さて。


年初で「毎日更新はやめますが、週一ぐらいで何か書きたいと思います」などと言いつつ、講座の告知しか打たない廃墟となってしまった、当ブログであります。
思えば、ぼくがブログを始めてから12年間、こうやって消えていったブログをたくさん見送ってきたわけですが、いよいよここも墓場の仲間入りをしてしまったのだなぁと思うと、いささかの寂しさを感じなくもないわけであることですよ。


とは、いえ、ですね。


このブログでは、2007年からずっと「映画ベストテン」企画をやってきました。

2017年春:対決映画ベストテン

対決映画ベストテン:結果発表 - 男の魂に火をつけろ! 対決映画ベストテン:結果発表 - 男の魂に火をつけろ!


第1回をやるきっかけになったのは、「映画秘宝」が創刊100号を記念して、読者の投票で決める「オールタイムベストテン」企画をやったことでした。それから10年を経て、秘宝ではまたオールタイムベストテン増刊を出しました。

(読者投稿ではなく、識者が選ぶベストテンだけど)


というわけで、うちのブログでも最初のベストテンから10年経ったことだし、これまでのテーマ別ベストテンとは違う、オールタイム・オールジャンルのベストテンをまた募集したいと思います。
前回は圧倒的な強さで『ブレードランナー』が1位となりました。そして10年後、ちょうど続篇『ブレードランナー2049』が上映中のタイミングでまた募集開始というのも、奇縁を感じるというかなんというか。



ほとんど廃墟となったこのブログ(はてなカウンターが廃止されたので、一日のアクセス数すらわからない)で、今さらベストテンへの投票を呼びかけたって、誰もこないかもしれないけど、でもやるんだよ!

参加方法

  • お好きな映画を10作品、挙げていただきます。
  • ブログをお持ちの方は、ご自分のブログで書き、このエントリにトラックバックしてください。
  • ブログをお持ちでない方は、このエントリにコメントで書いてください。はてなブログをお使いの方など、トラックバックが反映されない方も、お手数ですがコメント欄にURLを貼り付けてください。
  • バトンではありません。取り上げているブログを見ても、そちらではなくこの元エントリに、トラックバックもしくはコメントをお願いします。
  • ツイッターで参加される方は、無理に1ツイートにまとめず、連投してもけっこうです。その際、@washburn1975までメンションを飛ばすのを忘れないようにしてください。
  • 書式は下の例を参考にしてください。

採点方式

  • 1位は10点、2位は9点、3位は8点、以下同様に1点ずつ減っていき、9位は2点、10位は1点とします。
  • 順位が付けられない方は「順不同」と明記してください。一律に5.5点とします。
  • 10本も選べない、という方は少なくてもいいですが、その場合、上から10点、9点、8点と採点していきます。
  • お一人さま55点の範囲内で、点数の指定がある場合はそちらに従います。同率一位(10点)が5本であとの5本に1点ずつ、などの割り振りも可です。その場合は1本ごとの点数をわかりやすく明記してください。
  • ただし、1本につき最高10点、お一人さま10作品までといたします。「1本に55点全部」とか、「1点ずつ55本」などは無効といたしますので、ご了承ください。

対象作品の基準

  • 実写、アニメ、ドキュメンタリー、劇場未公開、本邦未公開、テレビ放送のみ、ビデオスルー、Vシネマ、インディーズ、自主制作などなんでもありとします。
  • ただし、テレビドラマ、テレビアニメは、きりがないので対象外とします。
  • 邦画・洋画の区別はなしとします。
  • シリーズ作品は、それぞれ独立した作品として扱います。「シリーズ全体への投票」は無効といたします。たとえば『スター・ウォーズ』への投票があった場合は、『Ep4.新たなる希望』への得点となります。

選ぶときの注意

  • 昨今はリメイクばやりで、同名の映画がいくつも存在することが多いです。なるべく、公開年や監督、主演俳優などのデータを一言つけ加えておいてください。
  • 「こんなの選んだらバカだと思われる」「好きじゃないけど映画史的にこれは外せない」など、不純なことは考えない方が楽しく選べます。

ワッシュの映画オールタイムベストテン(2017年版)

  1. 男たちの挽歌(1987年香港、ジョン・ウー監督)
  2. マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年豪・米、ジョージ・ミラー監督)
  3. この世界の片隅に(2017年日本、片渕須直監督)
  4. ダーティハリー(1971年米、ドン・シーゲル監督)
  5. パシフィック・リム(2013年米、ギレルモ・デル・トロ監督)
  6. 悪魔のいけにえ(1974年米、トビー・フーパー監督)
  7. 仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年日本、深作欣二監督)
  8. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年日本、庵野秀明総監督)
  9. レスラー(2008年米、ダーレン・アロノフスキー監督)
  10. 劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年日本、カンパニー松尾監督)

男たちの挽歌II <日本語吹替収録版> [Blu-ray]

男たちの挽歌II <日本語吹替収録版> [Blu-ray]

仁義なき戦い 広島死闘篇 [Blu-ray]

仁義なき戦い 広島死闘篇 [Blu-ray]

レスラー [Blu-ray]

レスラー [Blu-ray]

どうせね、後から「アレを忘れた!」「なんでアレを入れなかったんだろう!」と後悔するのは最初からわかってるんです。でもまあ、こうやってさあ選べ、となったとき、とっさに思いついた順、っていう勢いも、この手のベストテンでは大事なんじゃないかと思うんです。


というわけで、しめきりは2017年12月17日(日)深夜24時まで。ではふるってご投票ください!

今月の告知


せんだい文学塾の受講生である佐藤厚志さんが、第49回新潮文学賞を受賞されました。おめでとうございます!
新潮 2017年 11 月号

新潮 2017年 11 月号


というわけで勢いに乗って、今月の告知です。

山形小説家・ライター講座

平松洋子(ひらまつ・ようこ)先生

 岡山県倉敷市出身。東京女子大学文理学部社会学科卒業。
 アジアを中心として世界各地を取材し、食文化と暮らし、文芸と作家をテーマに執筆活動を行う。
 2006年『買えない味』でドゥマゴ文学賞受賞(選者は山田詠美氏)。2012年『野蛮な読書』で第28回講談社エッセイ賞受賞。

日本のすごい味 おいしさは進化する

日本のすごい味 おいしさは進化する

せんだい文学塾

  • 10月28日(土)16時開場、16時30分〜18時30分開講
  • 講師:誉田哲也(ホラーサスペンス大賞特別賞作家)
誉田哲也(ほんだ・てつや)先生

 1969年東京都出身。2002年に『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞。2003年に『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、注目を集める。

『ジウ―警視庁特殊犯捜査係』をはじめとするジウシリーズ、『ストロベリーナイト』でスタートした女性刑事・姫川玲子シリーズ、剣道を題材にした『武士道シックスティーン』をはじめとする武士道シリーズなど、映像化された作品も多く、2017年8月には『プラージュ』が星野源主演でWOWOWにてドラマ化された。

 最新作は『増山超能力師大戦争』(文藝春秋)。

増山超能力師大戦争

増山超能力師大戦争

この講座について

  • 文芸評論家の池上冬樹先生が、アドバイザーとしてご指導されています。仙台と山形で運営母体は異なりますが、進行や雰囲気はほぼ共通しています。
  • ゲストとして、大手出版社の編集者が参加することもあります。
  • 「山形小説家・ライター講座」からは、「このミス大賞」出身作家の深町秋生さん、大藪春彦賞作家の柚月裕子さん、日経小説大賞を受賞された紺野仲右ヱ門さん、怪談作家として各所で暗躍中の黒木あるじさん、小説現代長編新人賞でデビューし、男性的で骨太な小説が好評な吉村龍一さん、徳間書店より『谷中ゲリラアーチスト』を刊行されデビューした織田啓一郎さんを輩出しています。
  • 「せんだい文学塾」からも、新潮新人賞の受賞者が出ました!
  • 受講生から提出されたテキスト(短篇小説、エッセイなど)を教材として採用しております。一流の作家や評論家に自作を読んでもらえる、めったにない機会です。 創作をされる方は、いちど提出してみては。
  • プロ作家志望の方から、読書の楽しみを深めたい方や、ベストセラー作家の人となりに興味のある方まで、どなたでも気軽に参加できます。すでに本を出されている方も歓迎します。
  • 講座の進行としては、まず受講生にテキストを読んでの感想・作者への質問などを求めます。ついで作者による解説、それから講師による講評という流れで進めます。無言で参加することもできますが、なるべく発言したほうがより楽しめます。
  • 講座終了後には、講師の先生を交えての懇親会も開催します(会費は4000〜5000円ていど)。こちらへも参加されると、より深く楽しめます。
  • 近郊にお住まいで文芸に興味のある方、土日に東北へ旅行される方、ついでにワッシュ手作りのお菓子に興味がおありの方は、どうぞご参加ください。

今月の告知

今月の「せんだい文学塾」と「山形小説家・ライター講座」の告知です。

せんだい文学塾

  • 9月23日(土・祝)16時開場、16時30分〜18時30分開講
  • 講師:乾石智子(教育総研ファンタジー大賞作家)
乾石智子(いぬいし・ともこ)先生

 山形県生まれ。山形大学地域教育文化学部卒業。1999年、犬石智子名義で応募した「闇を磨きあげる者」で、教育総研(現ワオ・コーポレーション)が主催する第3回創作ファンタジー大賞・創作童話大賞(ファンタジー部門)大賞を受賞。

 2011年、東京創元社から『夜の写本師』を刊行しプロ作家としてデビュー。優れたハイ・ファンタジーの書き手として知られている。

 2017年現在、創元ファンタジイ新人賞の選考委員を務めている。

沈黙の書 (創元推理文庫)

沈黙の書 (創元推理文庫)

隠された牙 森林保護官 樋口孝也の事件簿 (講談社文庫)

隠された牙 森林保護官 樋口孝也の事件簿 (講談社文庫)

山形小説家・ライター講座

薬丸岳(やくまる・がく)先生

 1969年兵庫県出身。2005年『天使のナイフ』で江戸川乱歩賞を受章し、小説家デビュー。
 2016年『Aではない君と』で第37回吉川英治文学新人賞受賞。2017年「黄昏」で第70回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。

 その他、『刑事のまなざし』に始まる刑事・夏目信人シリーズ、『悪党』『神の子』『アノニマス・コール』など多数の著書があり、『悪党』『刑事のまなざし』『天使のナイフ』はテレビドラマ化もされた。

Aではない君と (講談社文庫)

Aではない君と (講談社文庫)

地獄の犬たち

地獄の犬たち

この講座について

  • 文芸評論家の池上冬樹先生が、アドバイザーとしてご指導されています。仙台と山形で運営母体は異なりますが、進行や雰囲気はほぼ共通しています。
  • ゲストとして、大手出版社の編集者が参加することもあります。
  • 「山形小説家・ライター講座」からは、「このミス大賞」出身作家の深町秋生さん、大藪春彦賞作家の柚月裕子さん、日経小説大賞を受賞された紺野仲右ヱ門さん、怪談作家として各所で暗躍中の黒木あるじさん、小説現代長編新人賞でデビューし、男性的で骨太な小説が好評な吉村龍一さん、徳間書店より『谷中ゲリラアーチスト』を刊行されデビューした織田啓一郎さんを輩出しています。
  • 「せんだい文学塾」の受講生からも、各種の文学新人賞で最終候補まで残った方が出ています。
  • 受講生から提出されたテキスト(短篇小説、エッセイなど)を教材として採用しております。一流の作家や評論家に自作を読んでもらえる、めったにない機会です。 創作をされる方は、いちど提出してみては。
  • プロ作家志望の方から、読書の楽しみを深めたい方や、ベストセラー作家の人となりに興味のある方まで、どなたでも気軽に参加できます。すでに本を出されている方も歓迎します。
  • 講座の進行としては、まず受講生にテキストを読んでの感想・作者への質問などを求めます。ついで作者による解説、それから講師による講評という流れで進めます。無言で参加することもできますが、なるべく発言したほうがより楽しめます。
  • 講座終了後には、講師の先生を交えての懇親会も開催します(会費は4000〜5000円ていど)。こちらへも参加されると、より深く楽しめます。
  • 近郊にお住まいで文芸に興味のある方、土日に東北へ旅行される方、ついでにワッシュ手作りのお菓子に興味がおありの方は、どうぞご参加ください。